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これから社会にでる後輩の皆さんへ   コロナが加速する「世界の5つの変化」 おわりに 人生100年時代を楽しむ

おわりに  人生100年時代を楽しむ
イギリスの経済学者ケインズは100年も前に2030年には週15時間労働が実現され21世紀は余暇の時代になるだろうと予言しました。テクノロジーが発達し、AIやロボットが人の仕事を代替すれば、人は余暇に大半の時間を費やすというのはさほど非現実とはいえないかもしれません。

他方、ロンドン大学の教授リンダ・グラットンは著書『ライフ・シフト』の中で人生100年時代の働き方を提唱し近年話題になりました。これから人は一つの会社で一生勤めるというよりも、自分のスキルを磨きながら年齢に応じて様々な仕事に就く、前の世代よりも長い期間仕事をするマインドセットを持つことが必要だと説いています。

これから社会にでる皆さんは、自分の時間や生活を大切にしながら長い人生のステージで幾つかの仕事を引き受けていく、そうした心構えが必要な時代に入ったようです。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズは今日が人生最後の日だとしたら、あなたは今やろうとしていることは本当に自分がやりたいことだろうかと学生に問いかけました。
孔子には「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」という言葉があります。
なかなか自分は何が好きか、どの仕事に向いているのか、答えがすぐに見つかるわけではありません。仕事の知識を学んでいけば好きになることもあるし、仕事が好きであれば上達も早くなります。そして、どんな仕事であれ楽しむことができれば長く続けることも可能です。色々な先人の言葉に学びながら人生三毛作の時代を生き抜くヒントを得ていただければと思います。

以上、長くなりましたが、これから社会にでる後輩の皆さんへ、本稿を少しでも参考にしていただき、世界で自分にしかできないことを実現していただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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