人は変わらない、なんてことはありえない

taisukeです。お久しぶりです。

先日の京王線刺傷事件、また物騒な事件が起こったなと感じました。

捕まった服部容疑者は、「人を殺したかった、2人殺せば死刑になるから」とコメントしてました。

こうなってしまうと何でもやってしまいます。ひろゆきさんの言葉を借りると無敵の人 ですね。

ただ同情するわけではありませんが、服部容疑者の生い立ちを知ったとき、彼はこのような事件を起こす人間ではなかったと私は感じました。

同時に、人は良くも悪くも変わってしまうと改めて確信しました。

この事件と服部容疑者から感じたことを書いていきます。

(なお、私見が多分に含まれているので、ご了承ください。)


真面目だった生い立ち

服部容疑者は報道などによると、高校時代は柔道部に所属。部長も務めていたとか。

取材でも地味であったり、友達が少ないとは言われていたものの、真面目で先生からの評価も高かったと感じました。

おそらく、優等生であり、優しい人だったのでしょう。部長を務めるほどですから、コミュニケーション力が無いとは言えないため、凶行をするような人間ではなかったはずです。


トリガーとなったのは…

彼が変わってしまったと思われるのは大きく2つ。

1つは、彼女と別れたこと。

どうやら、彼女さんとはかなり仲が良かったみたいで、彼にとって彼女の存在が心の支えになっていたと思われます。

ですが、愛していた人と別れ、その支えが無くなったことで崩れてしまったのでしょう。心に空洞が空いたように気力が無くなってしまったと予想します。

もう一つは、仕事が上手くいかなかったこと。

真面目な人間ほど、上手くいかない現実に耐えられなくなるのではないでしょうか。

「自分は一生懸命やっている。会社のために働いているけど、成果にならない。貢献できない」

そういった思いが自分を追い詰めてしまい、苦しくなります。

「上手くいかないから死にたい」とコメントしたことからも、やはり真面目な人間ということが分かります。

そして、自己肯定感が低くなっていたことから、「死ぬなら人を巻き込み、注目を持ってから死にたい」という考えがあったのではないでしょうか。

実際、ジョーカーに憧れを持ち、服装も真似て犯行していることからも、世間からどんな形でもいいから注目してほしかったはずです。承認欲求の暴走ですね。

日常生活のちょっとしたズレによって、彼は追い込まれてしまったのだと考えられます。


正しい変化をするために

今回の事件を通して分かる通り、人は何気ないきっかけでガラッと変わります。

私もよく真面目で優しいと言われてましたが、ネットワークビジネスに取り組んだことで人の気持ちを無視し、お金に目がくらむ人間に変わった時期があったので、よくわかります。

ただ、服部容疑者のように悪い方向に突き進むか、あるいは学びに変えて良い方向に進むかどうかは、周りの人の存在の有無です。

たとえ自分が上手くいかなくても、自分を認めてくれる友人や先輩、彼女が要ること。これこそが大切なのです。

あるいは、自分が友人から見て支えになっているかもしれません。

私から言いたいことは、

一人で抱え込まないこと。信頼できる人を作る

です。自分では思っていなくても、人は簡単に変わります。それは仕方ないことです。頭に入れておきましょう。

そのあと、どうなるかは自分も大事ですが、心の支えとなる方がいることで上向きになります。

どうか、一人で突き進まず、大切な人と協力して生きていける人生にしてください。

そしてあなたが、大切な人の支えになっているかもしれないことを胸に刻んで生きてほしいです。

今日はここまで。ご精読ありがとうございました。

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