プロローグ改
(エンプラ視点)
『貴艦の勇気と寛大さに感謝する』
つつしんで応えよう、他国の姫。
お国のレディ達は窓口を閉ざした。
姉にこぼしたら「寂しそうね」と撫でてくれた。
たしかに。だが、もう違う。
心の自由を、言論と解釈の自由に譲ったが、
ねじ曲げられた友情を潔しとしないのは、
互いに同じとわかっている。
ゆき過ごしたレモンの黄色、レースのカーテン、白い閃光。
もうエン姉さんとは呼んでくれないな。
未練話は、終わりだ。
エンタープライズXアーク・ロイヤル
「郷愁空母」(ユニオンの星の裏側は闇のR国面)
この声も再生後には自動消去される。
本編につづく
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