いつも指のあいだからこぼれていくだけの空

哲学

いつも指のあいだからこぼれていくだけの空

哲学

最近の記事

138億年の隣人

ありのままのすがたをみたいとおもう。そんなことをおもってもう何億年たったのか。これからもたぶんずっとのぞみつづけるだけ。 だれが? なにの? なにのありのままのすがたをみたいとおもうの。 だれ、と、なに、が背中あわせになっておたがいをさがしもとめている。 かつて愛したいとおもった。 そのときなにかがうごいた。 だんだんおおきくなっていった。 それは孤独だった。 孤独はことばをつくった。 ことばはかたりはじめる。 むかしむかしの、だれもきいたことのない、はなし。 それ

    • なんとなく

      文章をいまこうやって書いていて、なにを考えるかって、いつ死ぬのか死ねるのか。そりゃ書くためには生きないといけないけど、死にたい死ねない生きている、の三拍子がずっと、ずっとつづいていってそれで、どこまでなのか追ってたら、うんざりするのにも飽きてくる。 ひさしぶりにネットに文章を書くなんて、いったいどんなことを書くかと思っていたら、けっきょく死にたいとかそんなことしかでてこないなんて、十数年たってもなんにも変わってない。 いっかい死にたいとおもったらもう死んでるのかな、戻ると