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鳥が好き!な小中学生のための1日学校|イベントレポート

2024年6月8日(土)曇り
開催場所:油山市民の森エリア
参加:17名の鳥が好き!な小中学生

◆内容
昨年度から始まった1日学校シリーズの野鳥編。早くも3回目の開催です。今回は~とことんフィールド編~として、夏の渡り鳥が繁殖期のはざまにちょろっとだけ姿を見せてくれる一瞬の隙を狙っての開催でした。
今回も、油山野鳥調査ボランティア「ヤマガラの会」の有志メンバーに鳥の専門家として協力いただきました。


リピーターも初めましての子もみんな鳥が好き!な17名がそろいました
双眼鏡の使い方を習得してからバードウォッチングに向かいます
早速木のてっぺんにとまって鳴いている鳥を発見!肉眼で見るより、双眼鏡で見るより、望遠鏡で見た方がでっかく見える~かわいい~
木の葉が茂る初夏の森では鳴き声も貴重な手がかりとなります
あそこにいるかも?!
「あの木とあの木の隙間のてっぺんから1メートルくらい下がったところにこっちを向いてとまってる」みんなでバードウォッチングをすると国語力も必要になります
お昼ご飯を食べたら、みんなで観察できた鳥のふりかえり「鳥あわせ」をし、1人ずつ専門家に質問や今日の感想を聞きました

約2時間で観察(声含む)できたのは…アオゲラ、ウグイス、オオルリ、カワラヒワ、キビタキ、コゲラ、シジュウカラ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ…の16種でした!
木の葉もりもりに茂る時期でしたが、だんだん葉っぱや枯れ枝が野鳥の姿に見えてくる「鳥の目」になってきて、とことん観察することができました。

質疑応答コーナーでは、今まで知らなかった野鳥の名前をしれたり、油山だけじゃなく世界中の鳥への探求心があったり、ヤマガラの会メンバーも予想しなかったマニアックな質問もあり、こども達の鳥への情熱に嬉しくなりました。

野鳥の繁殖・子育て期にあたるため、しばらくバードウォッチングイベントはお休みとなり、次回は9月22日(日)となります。
(1日学校もまたやりたいな~次は冬の渡り鳥の時期かなあ・・・)

写真:ヤマガラの会 冨永誠
文・写真:ABURAYAMA FUKUOKA自然観察センター 井上陽子


ABURAYAMA FUKUOKAについて

牛や羊などの動物とのふれあいの他ショップやアクテビティが盛りだくさん牧場エリアと、油山のワイルドな自然を感じられる市民の森エリアの両方の魅力を味わうことができる施設です。
それぞれ入口が異なりますのでご注意ください。

「全体MAP」左下が牧場エリア、右上が市民の森エリア※衛生管理上牧場エリアは許可なしではペットの同伴ができません→メンバー登録で一部エリアが同伴可能になりました
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