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どれだけの「違い」を見つけられるかがバスをもっと釣りたい!もっと理解したい!に結びつきますよってお話です。

前回、場所の名前で釣りをしてはいけませんよ、なんてお話しをし、またそのちょっと前に、人間はなんでも「同じ」にするクセがあるってお話しをさせていただきましたが、実は場所の名前で釣りをするってのも、その「同じ」にしたいクセの賜物なのです。

例えば……バスアングラーは琵琶湖南湖での釣りでそのエリア全域をひっくるめて「赤野井沖」って名前にしてしまってますよね。ある程度の広さのエリアを「同じ」にしてるワケですよね。それをワタシは条件等々で因数分解したほうが……と思うのですが、情報化したり共有したりを目的に「同じ」ってことにして、安心して「赤野井沖」って名前で釣りをしてるワケです。で、これって私達が生活している都市でも同じことがありますよね。例えば、国名や都道府県名、そうやって「同じ」と括ってしまえば安心ですよね。そこに住む人々一人一人が違うなんてことになれば、一人一人を理解するのに大忙し、もしくは、メンドクセーとなります。ただ、だからといって「同じ」にしてしまうと、日本人はどうだとか、各都道府県はどうだとか、それぞれの仕組みや風習の違いでの論争やときに戦争があったりしますよね。さらに「同じ」をもうちょっと細分化してみると市町村や町名ってことにもなります。まだそれなりの大きな「同じ」ですがね。そうなったとしてもまた「同じ」と「同じ」の意見や行動が反発しあって、あっちとこっちでたまに喧嘩になったりしますよね。とにもかくにも、そんなリスクがあるとしても、世の中には「同じ」で区切られたグループが溢れ返っていますし、釣りでもそれなりの広さのエリアを同じ名前にしてしまったりします。

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