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「プロアングラー」なんてヘンテコな人達が存在する理由は?なんてお話です。

「プロアングラーってなんやねん?」

ワタシの仕事は琵琶湖でのバスフィシングガイド、それを人によっては「プロアングラー」なんて呼んで貰えたりする。ただそうやって「プロアングラー」って呼ばれてしまうと、他のプロアングラー、例えばトーナメンターやメディアプロ等々の方々と大差ないものになってしまう。それが好きか嫌いかは横に置いておき、とにもかくに、そうやってバスフィッシングに関わって生きている人達を「プロアングラー」ってひとまとめにする行為は、我々「プロアングラー」を良く観察いていないと思ってしまう。

とにもかくにも、多くの方は、さらにはプロアングラー側も「プロアングラー」って言葉を使いたがる。その言葉にどうやら箔が付くと思っているらしい。確かに「プロ」って言葉には憧れや凄さなんてモノがある。どんな世界でも「プロ」には憧れを抱く人がいたり、その「プロ」の見せる技術や知識に感動したりもする。逆にいえば、だからこそ「プロ」であり続けることができる。さらに言えば、「プロ」はどんな世界でも少なからず、その技術や知識でお金を稼いでいる。お金を稼ぐことが、同じ技術や知識を持っていたとしても素人とプロとを隔てる要素だと言っても過言はないと思う。自身で「プロアングラー」を名乗る方々にはそういった自負があるのは間違いないと思う。

が、しかし、そんな「プロ像」を維持するにあたって、我々プロアングラーは他のプロの世界、例えばプロ野球、Jリーグ、といった誰もが知るプロの世界が持っている「あるモノ」を持っていない。もしかしたら、持っていないのではなく、気が付いていないがために準備してこなかった、というべきかもしれない。ある意味、それがプロアングラーの世界をひとまとめにして混沌とさせた原因かもしれない。

ではその「あるモノ」とは何か?

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