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カビラさんのブログ記事添削

初心者ブロガー応援企画、2人目はカビラさんです。企画ご応募ありがとうございました~!ではさっそく添削させていただきますねー!


<添削記事>
https://www.cabira-izumu666.com/entry/hinann
【実体験】台風19号で避難!本当に必要な避難グッズ



<記事の感想>
先日発生した台風19号での実体験をもとにした避難グッズの記事です。

我が家でも防災グッズを用意しようしようと思っているのですが、なかなかできていないのが現状。こういった記事を一人でも多くの方に読んでいただいて、少しでも不測の事態への備えとして準備してもらえるといいですよねー。

また、実体験をもとにした記事であり、その経験から避難生活で必要だと思ったものを紹介しているので、かなり臨場感があり説得力もあると思いました。やっぱりニュースを見て必要そうなものをまとめるより、実際に避難所へ行った経験者が必要なものを語ったほうが圧倒的に説得力あると思いました!


<記事の添削>
1.タイトル、見出しにキーワードを入れる

今回カビラさんに最も伝えたい箇所です!!

ブログで収益をあげるためには、多くの人にブログ記事を読んでもらう必要があり、より多くの人に記事を読んでもらうためには実は2つの戦略があります。

①カビラさんのファンをたくさん作り、ファンの方にブログを読んでもらう
②カビラさんのことを知らない人に、検索エンジン(GoogleやYahoo等)から検索してブログを読んでもらう

いま、おそらくカビラさんが意識しているのは①の部分かな~という印象を受けました。Twitterやはてなブログのフォロワーさんに自分のブログを読んでもらうって戦略です。もちろんその戦略は間違いではありませんし、必ずどちらかの戦略に絞る必要もありません。

ただ、「より多くの人に記事を読んでもらう」という1点においては、圧倒的に②のほうが簡単でかつ効果も得られやすいです。(①はすでに知名度の高い芸能人等のブログが該当します。例えば、有名人のブロブで「××の○○を買ったー!」というだけでもファンの人は必ず記事を見るでしょうし、実際に購入につながったりもするんですよね。。)

もちろん、TwitterやYoutube等のSNSを頑張って、ファンを増やしてたくさんの人に記事を読んでもらうという戦略もありですが、なかなか難しいんじゃないかな?っていうのが私の感想です。単純にフォロワー数を増やすだけでなく、ちゃんと記事を読んでくれるフォロワー=ファンを増やさないとだめですからね。。

で、じゃあ②を頑張ろうってなったときに、やっぱり検索で上位を取るためのテクニック(=SEO対策)が必要となります。このSEO対策の最も基本的な部分が、見出しにつけている「タイトル、見出しにキーワードを入れる」という話につながります。(今回の添削はあくまで②を目指すための話であって、①の戦略で行くのであれば、今の記事内容で全く問題ないと思います。)


カビラさんはブログ記事を書くときに「キーワード」って意識されていますか?「キーワード」っていう言葉自体はおそらく聞いたことがあると思いますが、どんなイメージですかね??


ここで言っているキーワードは要するに「ユーザーがGoogleで検索するときの単語」だと思ってください。なのでキーワードをタイトルや見出しにとりいれるということは、ユーザーが検索しそうな単語を考えて、それをタイトルや見出しに入れましょうっていう話になります。(下図でいうと右側の思考にならないといけません。)

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では、今回のカビラさんのブログを見てみましょう。

タイトルは「【実体験】台風19号で避難!本当に必要な避難グッズ」ですので、キーワードは

「実体験 台風19号 避難グッズ」

あたりになります。どうですか??カビラさんが何かを調べるときに上記のキーワードで検索しますか?・・・多分しないですよね。

実体験:何かを検索するときに「実体験」という単語っていれますか?多分あまりいれませんよね?また、タイトルは左側のほうが重要な単語になるので、もし、実体験という単語をどうしてもタイトルに入れたい場合はなるべく右側にくるようにした方がよいです。

台風19号:台風19号はかなり一過性のものであり、今後は検索されることも少なくなってくるキーワードになります。であれば、「台風」とか「自然災害」ぐらい汎用性の高いのキーワードに絞ったほうがいいかと思います。

避難グッズ:避難グッズという言葉は一般的なのでしょうか?私のイメージでは防災グッズという表現のほうがしっくりきます。「防災グッズ」の場合ライバルが多そうだから、「あえて」避難グッズという表現にされているのであれば、大変申し訳ありません。。

おそらく今回の台風19号の甚大な被害を見て、何かあらかじめ防災グッズを揃えようと思っている人がいたら、

「防災グッズ おすすめ」
「防災グッズ 避難所 おすすめ」
「台風 防災グッズ 実用的」

とかこのあたりのキーワードを入力すると思います。

それを踏まえて、「よし、じゃあ、単純にタイトルを<防災グッズのオススメ>しよう!」と思うかもしれませんが、実はそれもあまり初心者にはお勧めできません。(ホントにブログのタイトル付けは奥が深いです。。)下図をご覧ください。

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実は「防災グッズ おすすめ」は月間検索ボリュームが結構高く、初心者ブロガーが検索上位を取るにはなかなかハードルが高い領域になってるんです。(前回の添削記事でも触れていますが、まずねらい目としては100~1000あたりの月間検索ボリュームのキーワードから狙っていきましょう。)

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実際にグーグルで「防災グッズ おすすめ」を調べてみても、「おすすめ12選」「25選」「45選」と、かなり作りこまれている記事が上位を占めている印象です。

じゃあ、具体的にどのあたりのキーワードを狙ってみるか考えてみましょう。下図をご覧ください。Ubersuggestで「防災グッズ」を調べた時の月刊検索ボリュームが100~1000の検索結果を表にまとめたものです。(真ん中のSearch Volumeが月間検索ボリュームです。)

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どうですかね?何か気になるキーワードはありましたか?ちなみに黄色の箇所は、私が、今回のカビラさんの記事に合いそうなキーワードを塗りつぶしたところです!

例えば

「防災グッズで必要なものといらなかったものとは?実体験からレビュー」

こんな感じのタイトルでもいいかもしれませんね。検索ボリュームからするとおそらく十分上位表示を狙える位置のキーワードかと思います。

で、その際に注意しなければいけないのはタイトルと本文の内容を合わせる、ということです。

このタイトルにする場合は、本文はあくまで、防災グッズの中で必要なものといらなかったものを紹介するべきであって、避難所での生活の感想やそこでの細かな出来事にはあまり触れるべきではありません。その"体験談"の話はまた別記事として書くイメージです。



2.主張を明確に
今の記事はカビラさんの「伝えたい!!」「これは言っておきたい!!」という想いが詰め込まれた記事になっています!上でも書いている通り、カビラさんのファンに読んでもらう記事であればこれで問題ありません。

ただ、カビラさんのことを知らない人に読んでもらう場合には、もう少し伝えたいことをまとめないと伝わらない気がしました。

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上図は今回のカビラさんの記事の目次です。

カビラさんの記事では

1.の見出しで避難するときの「必須の持ち物」
3.の見出しで「必要だと感じた持ち物」を
4.の見出しでさらに「その他に必要な持ち物」を

紹介しています。


どうですか?情報量多すぎてパンクしませんか??この記事を読んだ読者は、結局何を買ったらいいのか分からなくなってしまいます。


アフィリエイトをやるときに、最初のうちは色々欲張るのではなく、本当に自分がオススメなものを1つ紹介するぐらいでいいと思います。

ちなみに、今回の記事で私が一番印象に残ったのは

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☝これです。避難所で寝るときに床が硬くて寝られないというのは経験者じゃないと分からない感想だと思いました。その時にコンパクトなエアベッドがある防災バックは確かに便利だと思います!

あれもこれも持っていったほうがいいと言われても、読者の購買行動には繋がりません。「これって買っておいたほうがいいのかなー。」と悩んでいる読者に刺さるようなピンポイントの商品を一つ紹介したほうが成約率は逆に上がったりします。

例えば今回で言うと、「避難生活にマットレス持っていけたら便利だよなー。けど持ち運び大変だよなー。」と考えている読者がいたら、その読者に刺さるような文章に絞って書く感じです。(狙った商品を売れるようになってから、オススメ10選、20選と数を増やすイメージです。)


あと、最後の見出しのまとめですが、ここでの主張が「安全なうちに避難しましょう!」って話になっちゃってます。

今までの流れから、必要なものを準備しましょう!っていうまとめなら分かるのですが、早めに避難しましょう!って話が唐突にまとめに来ちゃってます。本来まとめ部分はそれまでの話(主張)の総括でないといけません。

今回の記事でカビラさんが最も伝えたいことは何ですか?

①防災グッズを用意しておこう
②避難は早めにしておこう

同じようなニュアンスですが、このどちらを伝えたいかで記事の構成も変わってくると思います。(当然、タイトルも変わります)

記事を書く前に主張を明確にしておくとよりまとまりのある文章になると思います。その際に主張は1記事で1つに絞ることを意識してみてはいかがでしょうか。




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