見出し画像

最近の仕事

(ネイティブではないので、言葉のおかしいところは大目に見てください)

最近、チェーン店のコーヒーショップでバリスタのバイトをしている。バリスタと求人票には書いてあるけど、実際、コーヒーマシンを触っちゃいけない。毎日氷をコップに入れたり、牛乳を注いだり、コップをバッグに入れたりして、バリスタより、もはや、アイススクーパーかミルクポアラーと言った方が正確です。幸い、キッチンみたいな仕事なので、接客が少ない。たまに客とやりとりしても、ルール通りマスクを常に着用しているので、無理して笑顔を作る必要がない。それに日払いだから、気の合わないスタッフがいるなら、帰ってすぐスマホでその店のシフトを全部キャンセルして、二度と会わなくて済む。人間関係が苦手な私には、よくフィットする仕事だ。

そうして、このコーヒーショップのバイトが、段々、あまり仕事をちゃんとやったことない私の、毎日の楽しみになってきた。給料は最低賃金だが、軽い運動と最低限の人付き合いと思うと、ストレス溜るところか、ストレス解消までになる。その上、なんと、金ももらえる。大げさだと思われるかもしれませんけど、シフトのない日は、生活のリズムが崩れそうな喪失感まで出てくるんです。この午前三時間のバイトが、もうピッタリとルーティンに嵌まっている。

楽しいと思えるには、好きな店ができた、という要因がある。よく通っているその店は、街ではなく、家から歩いて7分のオフィスビルのエントランスホールにいる。お客さんがほとんど、このビルで働いている会社員である。みんな社員食堂の気持ちで自分の容器を持って来て、そこにドリンクを入れさせてもらう。マイコップだと、5元(百円ぐらい)安くなりますからね。そして、多忙のせいか、店の方もスタッフ全員、だいたい朝から疲れ顔をしている。同じ大変な社会人なので、お互いに元気なくても思いやりがよくて、サービスしやすい。その雰囲気に、不思議な魅力を感じます。しかし残念だが、楽しいと思うのは、たぶんこの日払いパートの私だけしかいないだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?