お金持ちの反対は…
お金持ちの反対語は
貧乏。
私は29歳と8か月と5日と7時間53秒の今日までそう思ってました。
どうも、こんばんは。あぶらはむです。
先日、たまたま聞いたラジオのパーソナリティが
お金持ちの反対語は下品です。
って言っていたのを聞いて衝撃を受けた。
お金持ちの人達が集まるパーティに参加したというラジオパーソナリティ。本当のお金持ちほど、率先してちゃんと自分から挨拶をするという。下品な人がいない…と。逆だと思ってました。金持ちは高飛車だと。
お金持ちの中には高飛車な態度な人もいると思うんですけど、そういうのは大したことないお金持ち程度らしいです。
私はそのトークを何気なく聞き流しながら別のことしてたんだけど。なんだかすごく衝撃的で、とってもしっくりきて。貧乏でも良いけど、下品にはなりたくないなぁ。って思いました。
なんで心に響いたかって言うと、私の家は貧乏だったからです。
でも、このラジオを聞いて。私の家は下品ではなかったな、って思います。みんなが着てた服が欲しいとは言えなかったけど。ズタボロの服を着た記憶はないな。おさがりとかめちゃくちゃ多かった。靴下とかよく穴空いちゃうまで履いて、お母さんが縫ってくれた。その時は新しいモノが欲しくて、縫われた靴下履くのなんかカッコ悪くて、ダサいって思って。誰にも知られないのに。せっかく縫ってくれた靴下の縫い目をコツコツほどいて、またすぐ壊れたって言ってた。お母さん、ごめん。
社会人になりたての頃。靴下はまだ履けそうなのに親指だけ穴空いちゃったやつとか、手縫いで若干不格好だけどちゃんと縫って履いてた。染みついてる貧乏根性。社会人5年目になった今。靴下を縫うことは無くなったけど、その代わりに少し高価なモノを買って大事に使うようになった。
スケジュール帳とかね。
昔は安くて毎年ちょっとかわいいの買ってたけど、2年前に皮のスケジュール帳を購入してからは、中身を替えて大事に使ってる。たまにおでこの油をこしこし。皮のスケジュール帳に刷り込むと2年経った今いい味を出してくれている。
汚いとか言わないでね。大事にしてるのよ。
でも、実家にいた時の私は下品な人間だった。
脱いだ服もそのままだし、ベットでポテチ食べちゃうし、汚い事をすると、自分の匂いを付けてるみたいで好きだった。自分の居場所だー!って。その裏で両親がせっせと綺麗にしてくれてたから気づいたのは就職して実家をでてから。
社会人になった時、自分が汚した部屋がそのまま汚いのが気持ち悪くて、ちゃんと掃除するようになった。水回りの汚れも気になる。トイレ掃除もする。なんだったら、髪の毛一本落ちてるのも気になって毎日テレビとか見ながらコロコロしてる。
お母さん、ありがとう。
お金持ちになる予定はないけど。
でも下品に生きたいとは思わない。
それで良いのかなって思えた。
貧乏で嫌だなって思ってたけど、金持ちじゃなくても、ちゃんとしてるって事が大事なんだって気づかされた。
服とかなんでも良いや。って思ってたけど、ちゃんとしたもの着てみよう。
かっこよく生きたい。
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