どの人の生命も半分は苦しみのうちに過ぎてゆくものであるが、その苦しみを人は耐えがたいものと認めず気にしないばかりか幸福とさえみなしている。なぜなら、それらの苦しみは迷いの結果として、また愛する人たちの苦しみを軽くする手段としてになわれるからである。
トルストイ『人生論』第三十四章
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