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新車をぶつけてワンダルフにゃん^_^

納車して間もない新車を

ヒロシがぶつけてしまったことがありました。

そのショックを想像してみると

きっと

心臓をギュッと握られるような感じです。

2人で降りて傷を見た5秒後に

「 今からなおしに行こう!」
と、わたしは車に乗り込みました。

いつも通る道に
板金屋さんがあったことを思い出し、駆け込みました。

わたしは、いま自分たちがどれほどつらいかをおじさんに話しました(笑)

するとおじさんは

「 大丈夫ですよ。きれいになりますよ。人を傷つけなかったのだから。」的なことを言ってくれました。

お茶をいただき見積もりをしてもらいました。

落ち着きを取り戻した2人が
店の中を見渡すと

雑種の犬と、猫が3匹いました。

おじさんと色々話していくうちに、

全ておじさんが保護したかわいそうな子たちでした。

猫は目に接着剤をつけられていたそうで、犬も捨てられてしまった犬でした。

帰りは代車を用意してくれました。

帰り道、古い代車に乗りながら わたしはヒロシに言いました。

「 車、ぶつけて良かったね。あの子達のご飯になるものね。」

ヒロシも息を吹き返し

「 そうだなー。」と明るい横顔でした。

災い転じて福となす。

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