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歯を「磨いて」いるのに虫歯になる人へ

こんにちは。初めましての方は初めまして。
私は人生の落伍者、はみ出し者のアドバイザーデカイ鳥です。

  • 手始めに、歯磨きについて語ってみようかと思います。

結論から言いますと言葉が間違っており、皆さんの認識も大半の人が誤っていますし、そのように教育されてきているはずなので、しょうがない状態にあると思います。

我々が虫歯を予防するために必要な行為は歯磨きではなく、歯「掃除」です。磨くのは皆さん十分に擦り付けています。ただカスが取れ切ってないのです。

さて、なんでこんな話をしているかと言いますと、よく歯磨きをしているのにほぼすべての人が少なからず虫歯になっているんじゃないでしょうか?

私が知る限り20歳を超えて虫歯が一つも無いような人は数える程しか合った事がありません。私よりも勤勉で毎食後に必ず歯磨きを行い、お口くちゅくちゅしてるにも拘わらずです。

しかも虫歯で痛い思いをし、再発を防止しようと歯磨きを頑張っている人でもほぼ間違いなく虫歯は1本では済まず、だいたい奥歯の4本ぐらいは洩れなく虫歯を再発して銀歯(クラウン)等になっているかと思います。

これはなぜでしょうか?

答えは歯を磨いているだけだからなんですね。磨くのは無駄ではありませんがフロスを前提とするなら面を磨くのは本当に簡便で構いません。歯茎の溝のゴミを掻き出すのが不十分だから虫歯や歯槽膿漏になっています。

  • 前述の通り正しい虫歯予防とは歯掃除です。

具体的には歯の生え際、歯の前後の溝に詰まったり付着している塵を歯ブラシで掃き出します。

さらに歯と歯の間のゴミをフロス(歯間ブラシ)で擦りだし、食べ残しが歯や歯茎に付着していない状態を維持します。これが基本となります。

「腐食する物が継続的に歯周に付着し続けない限り虫歯にはなりません」

というのが経験上の結論です。歯茎が痩せる(出血)のも同じ理由です。

虫歯になる人は1週間以上(肉類でも2~3日の付着程度では腐らない印象があります)など歯に食べ残しや肉などが付着したまま腐敗し、歯の成分を巻き沿いにして腐って溶けていっている状態だと思ってください。

唾液や飲み物でも虫歯になりやすい人がいるらしいですが、左右のほっぺの内側、上下のあごの内側、舌、上顎もブラッシングしておけばまず腐敗するまで継続して付着する事は無いはずです。

見落としがちな場所は一番奥の奥等はブラッシングでは不十分な場合がありますのでフロスもフックのようにひっかけて汚れが付かないか確認しておきましょう。


  • とまあこんな当たり前の身近な話を書いていこうかなと思っています。

かくいう私も虫歯常連で小学生の時分から10年以上の通院歴を持ってこの確証に至りました。

歯磨きをするたびに血塗れになるような痩せていた歯茎も太くなり、以来、歯の面の部分に点のような虫歯は数年に1度程度は発生し治療する事がありますが麻酔もいらない程度で済んでいます。

虫歯が再発し、歯磨きで血を流し、苦労されている方は重度の状態にあると思います。まずは是非めんどうでも毎食後の歯掃除とフロスを欠かさずに行ってみてください。

ブラシだけでは絶対に全ての汚れ(特に肉片等)は取り切れていない物です。超音波電動歯ブラシとか関係ないです。そもそも当たってないので。

歯茎も腐敗物が付着していない清潔な状態を維持できていれば、自己修復能力が機能し、時間はかかりますがジョジョに出血も無くなります。(一ヵ月もすれば十分だと思います)

出血してる人は必要以上にブラッシングで血を出さないように優しくブラッシングしてください、面は鉛筆を持つような程度の力で大雑把で良いですし、掻き出す時は毛先を当てて筆で文字を書くイメージです。

  • 頑張ってください!

また出来るだけ新しい医院で先生が一人でなく歯科衛生士がいる歯医者で3か月に一度は定期健診に行きましょう。

歯茎の溝の深さ、出血率、揺れなどから虫歯の危険性をスコア化した物をくれますし、歯石や着色のケアも同時に行ってくれます。

歯は抜くと二度と再生しません。銀歯の中でも虫歯は進行します。階段の上り下りの振動なので頭痛がしたりする、神経を抜いているはずの歯が痛む方はできるだけ早く歯医者に行って下さいね。

いじょ。

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