”しきし”に出ちゃったA型らしさ
私の師匠、能見俊賢が生きていたときのことですが、こんな事がありました。能見俊賢はA型でした。
若いスタッフたちが取材に行った先で、オーナーご夫婦の写真を撮ったので、その写真を色紙に貼り付け、先生のサインを入れてお礼にお届けしたいと申し出たのでした。
「先生、空いているスペースに、サインしてくださ~い」
ところが、中心よりに写真が貼ってあるものだから、文字を書くスペースにあまりゆとりがありません。そこへもってきて、「あ、やっぱりお店の名前も入れて下さい…」とか、後から注文が入ったりして…。
すると先生はこう言います。
「お店の名前を“○○さんへ”って入れるなら、普通は左に書かなきゃいけないんだよ」
「そうなんですか…左側は、書くところがないですねえ…」
私はそう言いながら、(まぁ、”普通”ってのがあったとしても、右でも左でも、どっちでもいいんですけどね、・・・どちらかといえば右の方が空いてるんですけど…)なんて思っていましたところ、
先生、しばらく写真を眺めてから、
「じゃあ、写真の方へはみ出しちゃってもいいの?」
(やっぱり左じゃないといけないらしい…)
ワタシ:「もちろんいいです! ドバッ と、はみ出してもいいです」
先生:「あ、そう」
そんな会話をしながら、書き上げてくれたのでした。
しかし、渡された色紙を見てみると!
「はみ出してもいいんでしょ?」と言いながらですね、ど~~しても、 はみ出すことが できなかったようなのです。
書きあがったサインは、写真の片側に、ところ狭しと、先生のいう”普通”の順序どおりに、こじんまりと収めてありました。その時、私たちスタッフは、
「センセ~、思いっきり、A型出ちゃってるんですけどぉ~」
と、皆で大笑いしたのでした。
とても懐かしい思い出なのですが、なぜそんなことを思い出したかというと、つい先日、今話題の総裁選で、候補者4名の合同記者会見があり、最後に色紙を書いてご披露していましたよね。
今回の総裁選候補者の血液型は次のとおり。
河野太郎 O型
岸田文雄 AB型
高市早苗 A型
野田聖子 A型
するとどうでしょう。河野さんと岸田さんは、あまり順序やカタチにこだわらずに自分の好きなように文字や名前を書いているけれど、A型の女性お2人は、きちんと、”色紙の書き方”に、沿った書き方をしているではありませんか!
A型さんは、そういう、社会の常識みたいなこととか、”カタチ”というものを、守る人がやはり多いんだなあと、しみじみ感心したのであります。
近年めずらしく、今回の総裁選は盛り上がっていますね。
何といっても
『第100代総理大臣』
楽しみにいたしましょう。
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