mup第25回資産運用スキル
自己投資はすべきである。
これからの時代、給料は上がらない。大リストラ時代になる。
その理由を説明する。
今の現状について、前に話した復習でもある。
まず、GDPから。GDPとは民需と国が儲けたお金。民需には投資と消費、国には政府支出と貿易収入に分けられる。
GDPには2つある。
名目GDPと実質GDP。
名目GDPは、物価変動を含む。吊り上がったりしている。金額と考える。
実質GDPは、物価変動は含まなく、数と考える。
経済成長率 計算方法
(今年の実質GDP-指定年のGDP)➗指定年のGDP×100
実質成長率が出る。
日本のGDPの実質成長率は低い。相対的に先進国は低い。途上国は高い。その差はほとんどない。
今、日本の1人あたりのGDPは、世界で26位。30年前は2位。失われていた30年といわれている。
ジジババ雇用戦略が足を引っ張っている。
今、日本のGDPデフレーターからするとインフレになっている。(GDPデフレータとは実質GDP➗名目GDP出す。)
それは政府が2012年からデフレ脱却のためにインフレの政策を打つ結果である。
一般的にインフレになると会社の売り上げが上がる→株が上がる→給料が上がる→消費が上がる。
2013年から日経平均は2.4倍。1万円から2万4千円に。景気が上がる構造なのに。
2012年の平均給料は454万円から、今440万円。あれ?下がっている。
株価が上がっているのに、給料は上がっていない。
それは阿部政権の施策の自作自演に過ぎず。上場の会社の株を国が買って、日経平均を釣り上げているだけ。毎年、日銀が6兆円株を買う。それにつられて投資家も買っているだけ。中身がない。
それをいつまで続けるのかは不明。そのうち分かっていることは、下がるということだけ。
だから、株価は下がるのはわかっているので、企業は給料は上げれない、固定費も上げれない。
海外進出し、海外投資する。売上を上げているけど全部内部留保に。450兆円持っている状態になっている。
国は70才まで雇用しろ。最低賃金上げろ。長期の派遣を雇え。
企業はバブルに、備えた固定費リスクヘッジ
年金破綻に対してのリスクヘッジ
結果 給料は上がらない リストラ時代
また年金は掛けたら損をする時代。
20代以上は60%以上貯蓄ゼロ。
60%のうち100万円以下は80%以上。
今の20代のマインドも給料400万円で良いが、40%ぐらいはいる。
それを受け、政府は若者に任せられない。投資に回す方向になっている。
過去にGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は56兆円を増やすしていたが最近15兆円損失している。焦りが見える投資になっている。
最後に未来について。
給料600万以上か、200万円以下になる。中間層は消える。2極化。
少子高齢化、前ならえ教育、バブル寸前、消費税増税。その中でも公務員の給料は6連続上がる。変な世の中。
企業も終身雇用は無理。それどころかリストラが始まっている。
このようなことを想像できる未来に我々はどうするのか。
自己投資はすべきである。景気に左右されないために。
投資といってもフェーズがあるので、これから、ひとつずつ説明する。
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