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したいこと・してほしいこと
さて、ここ3日間、ワクチンの副作用に倒れていたわけだが。
周囲の人に何かを求めるとき、まず自分からアクションを起こす。すなわち『自分のしてほしいことを周囲の人にもする』ということを意識しているんですけど、その法則はどうやら間違っていたらしい。
いや、間違っていたと断定するのは少し尚早ではあるけど、概ね間違っていたとこの3日間で思い知る。
どこまで行っても自分のしてほしいことは自分がしてほしいことに他ならないし、それが必ずしもしてほしい相手に伝わるかといえばそうじゃないし、もし伝わったとしてもそれがその人がしたいことと一致しない可能性の方が高いのだよ。
大枠で言うと、多分『してほしいことを自分から進んでやる』というのは的外れではなくて、コミュニケーションを取る中での選択肢を増やす手段として必要なアクションではあると思う。例えばビジネスにおける上司部下間での報連相などは、まず上司が部下にやってほしいであろう報連相の型や頻度で模範となって、部下を導くべきだろう。(多分)
ただ、友達関係というか、恋愛関係というか、人間関係においてはそう簡単な話じゃなかったらしい。20代はほぼこの気持ちで動いてきたから、色々ミスってたんかなーとか考えた。
とはいえ、私の好意に応えてくれる方も少なからずいたので完全に間違いではなかったと思いたいんだけど、やっぱり根本的な考え方として『自分がしてほしいこと』が基準ではなくて、『きっと相手がしてほしいこと(してほしくないこと)』を基準にすべきだよなーと感じた。
もちろん関係性をより深めたい場合には、一歩二歩踏み込む勇気も必要かと思う。でもなにより、その人のコンフォートゾーンへの入り込み方とか、してほしくないこととかを敏感に感じられないと、そりゃ人はどんどん離れていくよな。
誰にとっても特別でありたいと思ってるし、必要とされたいと思ってるんだけど、それが満たされない毎日です。でも変えられるのは自分だけ、自分から見直していこう。
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