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【報告】 ENTRANCE TOWN

2020年2月8日に、
地域交流拠点であるENTRANCEにて、屋内イベントを開催しました!!

その名も、ENTRANCE TOWN(エントランス タウン)!!
内容は、ダンボールを使って建物を作り、自分たちだけの町を作るワークショップです。

イベントの始まりは、ENTRANCEに来て段ボールで遊んでいた子どもたちから「もっとやりたい!!」という声が上がったのがきっかけ。

どうせやるなら家だけじゃなくて、みんなで協力して町を作ろう!!
というのが、夢がありますね〜!

では、ここから当日の様子をレポート!!

<当日の流れ>

①町の構成を考える

Q1「町って、どんな建物があるかな??」という、問いから子供から町の要素を引き出します。
畑、テレビ局、眼鏡屋、鉄道、発電所、屋台、自衛隊(近くに自衛隊基地のある安平町ならでは!?)

子どもたちの上げる町の要素は、彼らが今生きている世界で見えているもの。
だから、子どもにとって身近な建物がわかるし、他の町でやったら全く異なったまちができるのだろうなと思います。

Q2「全てを作るのは時間が無いから、優先順位を決めよう!」

高学年が何人かいたので、リーダシップを持って進めてくれました。
大人が主導して行ったりするのでなく、指示は最低限。
なるべく問いを多く投げかけることで、子どもたちが主体的に決める機会を増やしていきます。

徹底していたことは、「自分たちだけで決めた」ということ。
大人の持っている正解(のようなもの)に合わせるのでなく、自分なりに行動して考えていくことが大事という思いで、大人は関わっていました。

決まった町の要素は、鉄道や銀行、マンション、田んぼなど、、!
さて、どんな町が出来上がるのでしょうか、、?!?

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②制作

伝えたことは、段ボールカッターの使い方や危険性のみ。
あとは、子どもの思い思いに町を制作して行きます。

イメージしているものが、どんどんと形になっていくとき、子どもはとてもいい表情をしますよね。

ただ、模索しても、良いイメージができず、混乱している子もいます。
そんな瞬間もとても大事!
この試行錯誤こそが、自分で創造力を養っている時間なのです。

そんな子には、まずは様子を見る。
時間がかかりそうであれば、何に困っているか?を問いかけ。
アドバイスを出すというよりも、子どもの声をすくってあげることを意識していました。


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③お披露目会

町が完成したら、お披露目会です。
大人を観光客として町に来てもらい見所を、紹介するというスタイルにしました。

自分たちで作り上げた、こだわりの町だからみんなとても嬉しそうに紹介していきます。

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④リフレクション

何かイベントが終わった時に、リフレクションを行う一つの目的に、非日常から日常に戻るつなぎ目としての役割があります。

今回のENTRANCE TOWNでも、様々な感動や喜び、苦悩がありました。
それを、ただ楽しかったで、終わらすだけではもったいない。

自分の中で振り返ることで、たくさんの気づきを日常に持ち帰ることができます。
たとえば、今日のことを活かして家ではどんなふうに遊べるか?などなど。


この、1日の様子を、動画にしたので是非ご覧ください!!


<大事にしていた観点>


ENTRANCE TOWNを実施するにあたり、大事にしている観点がありました

それは、
「間違いも、正解もない!」 ということ。

遊育で大事にしているのは、主体性。
だからこそ、自分が納得できるものを作ることがとても重要でした。

そのためにも、間違いも、正解もない。
失敗しながら、チャレンジをしていこうという雰囲気づくりを作っています。

遊育では、他にも様々なイベントを開催していきます。
ぜひ、今後も記事を見てください〜!


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