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人材紹介業界に入ったきっかけ
これからしばらく事業の本格開始まで時間もあるので、自身のキャリアについて振り返っていきたいと思っています。
リーマンショック後の就活
あの頃は大変だったのよ、的な苦労話になってしまいますが、私が大学4年で就職活動をしていたのは、リーマンショック後比較的すぐの2009年でした。
あの頃は本当に大変だった・・・
自分の人生で辛かった経験ランキングのトップ3には入る。。。
(1位はなんと言っても出産、2位は少林寺拳法部の合宿、そして3位がこちら)
本当に自分を見失いそうでした。。
始めた当初は、
そこそこ良い大学にも入っているし、これまでの人生におけるリーダーシップを取ってきた経験にも自信はあったし、きっとすぐに決まるでしょう、なんて鷹をくくっていたら・・・決まらない、決まらない。
当時、某化学メーカーの説明会で熱弁する人事部長の話に引き込まれ、
「その会社に入社して、人事をやりたい!この方と働きたい!」
などと思って受験した第一志望の面接は緊張しすぎて、面接中泣いてしまう失態を犯し、玉砕。
それ以外も元々興味のあった製造業で人事を目指して、あらゆる企業を受けるも、すべて玉砕。
GW過ぎるくらいには、周囲の友人も、銀行や商社の一般職などで徐々に決まり始め、
「もうどこにも就職できないのではないか・・・」
「こんなに落ちるのは、実力を過信しているが実は無能過ぎたのではないか・・・」
などと気鬱になり始めた頃、選考に落ちる理由を分析して一つの答えを見いだすことができたのでした。
採用ニーズに合ったPR
私なりに分析したことは、以下。
【企業が求める人物像(当時受けていた大手製造業など向け)】
・人と協力できる人
・ビジネスにも生かせる学生時代の経験
・管理部門よりは営業や開発
【私のPR】
・自分一人で成し遂げた経験
・大学で万葉集の研究を頑張った体験
・人事をやりたい
自己PRをしたあとに必ず聞かれる質問は、その内容についてではなく、「他に人と協力して何かを成し遂げた経験はありますか?」だったこともあり、恥ずかしながらかなり遅れてそのことに気づいたのでした。
つまり、相手が求めていないものを売り込んでいたと。。
そう気づいてからはPRの方法を大きく変えました。
【変更後のPR】
・人と協力できる人→あまり特色のあるエピソードが思い浮かばなかったので省略
・ビジネスにも生かせる学生時代の経験→
1.「モノマネが得意です!」と言ってモノマネを披露(接待で生きる?と思った)
2.アルバイトでクレームを受けたときにひたすら謝って事態を収束させた経験(会社員は謝ることも多いよね!と思った)
・管理部門よりは営業や開発→営業を希望しつつ、なんでもやるフレキシブルなスタンス(新卒はフレキシビリティが重要か!?と思った)
上記で改めて面接に臨んでみたら、なんとか3つ内定を獲得(学習塾の塾長、専門商社の一般職、小規模人材紹介会社)を得ることができ、その中から、土日休みで、女性でも総合職からスタートできるという消去法で、
「う~ん、人材業界とか軽くて胡散臭いイメージあるけど(失礼)、まあもう就活も疲れたし、いいか!」
と思って人材紹介会社を選択。
なんとも消極的な理由で人材紹介会社のキャリアをスタートさせたのでした。
それが13年も同じ業界を続けたとは・・・
人間万事塞翁が馬!
ですね。。
今では天職だったと振り返ってるくらいなので、何が起こるかわからないですね。
実際、私以外にも、当初の理想とはまったく異なるキャリアでスタートした仕事が、「今では天職!」なんて思っている方は、他にもいるのではないでしょうか??
次回は、1社目に入社してから、を書いて行こうと思います。
皆様、良きGWをお過ごしください!!
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