(株)サイバーエージェント  楽天どーなる??

ゲーム会社に突入ということで、昨日は任天堂を見ていきました。

ソフトは結構順調そうですが、ハードが半導体の影響で思うようにいかなかったようです。
でも自己資本比率78%企業だけに、そんなにすぐに何かが悪くなることもなく、
改めて経営安全性の高さの重要性を感じました。

今日はソニーから換算してゲーム会社3社目、サイバーエージェントを見ていきます。

サイバーエージェントは楽天の出資に手を挙げた会社で、社長の藤田さんは楽天三木谷さんと縁が深いようです。

それでは2023/3月の第2四半期を見ていきましょう。

まずは資産合計から


久しぶりに兆単位ではなく、億単位に留まりましたね!

資産合計+4百5拾億円
(拾は10です。本当は切良く45ビリオンと言いたいところだけど。漢字できちゃったのでそれでいきます)

流動資産が+3百6拾億円
固定資産が+9拾億円
繰延はスルーします。

流動も固定もきれいに全部増えましたね。
なんかあんまり突出したものもないので、さっさと次行きます。


負債合計も資産同様+4百5拾億円です。
流動が+   4拾億円
固定が+4百1拾億円

固定の中でも、転換社債型新株予約権付社債というのが出ています。
簿記1級でやったなぁww

念の為簡単に触れておきます。

長ったらしい漢字の羅列は萎えますよね。
まず分類しちゃうと、要するに「社債」です。

社債なんですけど、あとで株式に返信できちゃう社債なのです。
もちろん条件はいろいろあります。
が、それはここではスルーしておきます。

社債ってことは、負債ですよね。
それが株式になっちゃうってことは、資本に行きますよね。

負債が資本に行くってことは、自己資本比率もあがりますよね。

そんな感じでちょっと都合のいい社債です。

でも、株主にとっては株価の希薄化なんかもあったりして一概にすべてがいいというわけではなさそうです。
株価上昇局面では株主のメリットもあったりしますけどね。

それをガツっと4百億円発行して資金調達をしました。

その分現預金も1百8拾億円増えてますね。

あれ、楽天の出資って457億円くらいじゃなかったっけな??

と思って調べたら、全然違ったww

楽天、約3321億円を調達へ--国内外から公募、サイバーエージェントや東急も出資 - CNET Japan

正解は100億円だそうです。
現預金1千8百億円あるから、まぁ大丈夫か。
これが楽天株式にシフトされるということでしょうかね。

最後に純資産です。

横ばいですね。

利益はそこまで出ていない様です。

と、なると、

CFやP/Lあたりもよく見ておく必要がありそうです。

まずはCF。


一番上の純利益がおよそ1百8拾億円
昨年よりだいぶ減りました。

一方で、営業周りのものが(売上債権・棚卸・仕入債務)全体的に増えたので売り上げは増収かなぁと見ておきます。

関係会社株式売却益も出てますね。

投資財務CFへ行きましょうか。


投資は、上の関係会社の分を振り替えてますね。
有形・無形資産への支出も結構しっかりと出て行ってます。

財務ではさっきの社債が効いてますね!

最後に今回は損益計算書を見ておきます!

こういう会社は広告宣伝費とか見ておきたい気がします。
あるかなぁ。


ねー(笑)

販管費まとめられましたね。

報告書にはなにやらこちょこちょ書いてあるので
それは明日見てみましょう!

簡単に見ておくと
増収しているけど、粗利減。
販管費も増えて、営業利益も減。

という感じです。

全体的な動きが微増とか微減とかなので、ちょっとまだわからないですね。

増収した金額の割には売上債権の増え方が大きいなと感じます。
こういうところはなんとなく疑いながら見ておきましょう!

また、売却した関連会社はどんなだったのかな?
とか
楽天どーなん?
とかもありますね。

楽天グループ(株) 銀行!|北村 悠 (note.com)
こんなのも書きました⇧

とりあえず詳しくはまた明日に見送りですね!

ではまた☆



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