出世間

出家を、僕は出世間と訳すべきと思っています。
非僧非俗とは、僧侶の利権にも染まらず、俗世間の利権にも染まらず、どちらの支配も受けないと言えると思っています。
それが、限りなきはたらき(アミダ)と直接つながった一人(いちにん)です。
その無数の「一人」が共にある地球がサンガです。
出家というと、家庭を設けるかどうかにフォーカスしがちですが、女と男が恋愛して、セックスして、子どもを授かるかどうかなどは、今述べた根源的なことよりは、個人的な(選択的な)生き方の問題だと思っています。

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