サラスヴァティの正しい漢訳

天河神社のカルマについての話題のところで、あびがコメントしたことをコピペしておきます。

(天河神社の祭神は)サラスヴァティーでしょ。漢訳は「辯才天」が正しく意味を伝えている。言葉がたくみでアートの才能に長けているということですから。日本で「辨財天」とも書かれるようになってお金の神様の意味になったのは大問題。さらに、戦後の新字では辯も辨も弁になって区別つかなくなったから、さらに元の意味が失われました。辯なら言葉の意があり、辯才で言葉の才能だから。でも、天河ではずっとアートの神様の意味を持っていたと思います。それなのに、漢字で弁財天と書いていたのはこれまでの宮司が言語に無自覚だったのでしょう。ただ弁天という省略形にしても言葉の上では中途半端ですよ。辯才天とすることで、はじめて芸術の神様としての性格がはっきりします。いちいちお告げがなくてもインド、中国、日本語の言葉にセンシティブなら、わかる話です。

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