仏教豆知識
ソローとエマーソン
その1
標題に挙げた2人は、19世紀アメリカの作家・思想家です。英文科の学生さんなら知っている名かもしれません。これから、2人についての話をします。まず、釧路湿原のパンプレットから見て下さい。こうあります。
国際的に重要な湿地(しっち)に関する条約、取り分け水鳥(みずとり)の生息地(せいそくち)〔についての条約〕は、1971年、イランのラムサールで採択された。釧路(くしろ)湿原(しつげん)は1980年、国内最初にラムサール条約に指定された場所である。
ウイキペディアによれば、ラムサール条約とは、
水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され[、1975年12月21日に発効した。
と示されています。環境保護の一環であろうことが推測されます。
環境保護と言えば、すぐに思い浮かぶのは、レイチェル・ルイーズ・カーソン(R.l . Carson、1907 - 1964年)の『沈黙の春』Silent Springでしょう。ここで紹介したいのは、彼女のはるか前にも、環境保護につながる著作を著したアメリカ人のことです。標題に挙げたうちの1人です。彼の名を詳しく言うと、ヘンリー・デイビッド・ソロー(H.D.Thoreau,1817-1862)です。
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