桃山 天下人の100年 2020年11月6日
#桃山 #天下人の100年
#東京国立博物館 #平成館 #2020年11月6日
#海北友松 #狩野探幽
2ヵ月前のことなんで忘れてしまったわ!? 何時にも増して分厚くて重たい図録を抱えて持って帰ったことだけ覚えている。そう言ってしまうと身も蓋も無いので・・・、図録をひっくり返して思い出しましょう。
「琴棋書画図屏風」 海北友松 6曲1双、安土桃山~江戸時代、17世紀
毎度のことながら(素人である私が)比較することに意味は無いとは思いますが、永徳や等伯よりもこの人の画の方が好きだな、という感想。画の当たりが柔らかくて優しい。角が無いというか、棘が無いというか・・・。
「雪中梅竹遊禽図襖」 狩野探幽 4面、江戸時代、寛永11年(1634年)
この襖の向こう側に無限の奥行きを感じさせてくれる画です。(自分自身が)想像することは必要なくて、雪中の世界があるのみ。しかし無機的ではなく、梅、竹、禽(鳥)が命(有機的なもの)の存在をはっきりと主張しています。きっと寒いだろうに・・・、でも命の鼓動を熱を持って感じることのできる画です。
(今回ばかりは)1089ブログを読んで頂くのが一番かな。