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観艦式2009 2009年10月25日

#観艦式 #予行演習 #海上自衛隊
#訓練支援艦 #てんりゅう #4203
#新港埠頭 #横浜港 #2009年10月25日

写真フォルダーを整理していたら10年前の写真が出てきました。
観艦式本番ではなく予行演習のときのものです(今は事前公開(体験航海)と言っているようです)。この年で3回目の予行演習参加だったと思います。ものすごく天気が悪くて演習が挙行されるか心配した覚えがあります。おかげで撮影に使ったデジカメのレンズがとても汚れてしまい、その後の撮影に支障が生じました。
一般人にとって艦艇に乗って航海する機会はまずありません。着岸している艦艇を見学する機会はままありますが。客船とは全く異なる(大前提として艦船の目的が全く異なる)乗船体験は最強に面白いです。
・・・ところが2009年以降は公私共に忙しくて残念ながら申込みもしていません。
以下、乗船から下船までの時系列で写真を載せます。

いつもながら自衛官の方々にお出迎えして頂くのは恐縮です。

この階段を一歩上がったところから気分がグッと高揚します。

艦艇もタグボートのお世話になるところは一般の船舶と同じ。こんな些細なことからも自衛隊は別世界の話ではないことが感じられます。

内部にレーダーがあるんでしょうね。

観艦式を挙行する現場(相模湾沖)に到着するまでは乗船客は思い思いに過ごします。私は見晴らしの良い上階に上って周辺をキョロキョロ。

救命ブイは何人位つかまることができるのかな?

東京湾を抜けるまでは種々の船舶とすれ違うし、追い抜きます。

こちらは「天龍」(タンカー?)を追い抜いたところ。

変わった形の船舶ですね。検索してみたら自動車運搬船のようです。

多分この船も直ぐに追い抜いたと思います。

・・・てな様子を乗船客の皆さんは船上のそこかしこで見ています。
船橋が好きな方はそこに張り付いていますが・・・。

実はこのイベントに参加する最大の目的は多数の艦艇が集結していく様子を見るためです。横浜、横須賀、東京など数か所から(お客さんを乗せた)艦艇が出航し、徐々に集結してきます。実に壮観です。

徐々に縦隊形?を作っていきます。

自衛艦旗。海上自衛隊と陸上自衛隊とで意匠が異なることは知りませんでした。海自は16条。

さて、相模湾沖に到着したところで予行演習が始まる訳ですが、多数の艦艇が行き交うのでそのような(艦艇の)写真ばかりです。それを上げていくのは能が無いので、ここでは珍しいと思われる艦艇だけ載せます。
まずは潜水艦。これこそ一般人の日常ではお目にかかることはないですよね。艦名称、番号は不明です。

ホバークラフト。どのような使い方をするのでしょうか?
当たり前のことながら陸自の水陸両用車(AAV7)とは別なんでしょうね。

これはミサイル艇。こんな艦艇があるなんてまず知られていないと思います。

哨戒機か多用機か分からないけど”〇〇フレア”(赤外線妨害?)というやつです。

帰途に就きます。

横浜港が近づくとタグボートが艦艇横をピッタリ並走してきます。速力が全く同じで、手が届きそうな距離で並走するのでメッチャ面白いです。タグボートの操船技術が卓越していることが分かります。この光景は未だに目に焼き付いています。

前方にもタグボートが。艦艇が岸壁に近付くとそれぞれのタグが定位置に向かいます。

これはタグが押し終わったところかな? この後直ぐに下船です。

早朝から一日掛かりのイベントでした。
海上の写真ばかりでしたが、乗船中は艦内の色々なところを見ることができます。もちろん立入禁止の場所もありますが、艦艇がどのように操縦され(艦橋、エンジン制御室、各種計測機器など)、隊員さんがどのような生活を送っているのか(食堂など)も垣間見ることができます。客船ではないので素人から見ても居住性は非常に悪いのが分かります。一番ビックリしたのがトイレでした。「えっ!? ここトイレ?」(男性用)というあの光景も忘れられません。10年経過した今では少なくとも新しい艦艇の居住性は改善されていると思うのですが、隊員さん達は相変わらず窮屈な思いをしながら任務を遂行しているものと思います。ホントにご苦労様です。

海上自衛隊の皆さまどうもありがとうございました。またもう一度は観艦式(体験航海)に参加したいと思います。