名作誕生 2018年5月25日
早く行こうと思いつつ閉会27日の間際に行ってきました。
金曜夜だけど比較的混んでいました。
多分、一作で一つの展覧会が開ける位の作品が集まったのでしょう。
じっくり向き合ったら一日じゃ観切れないくらい濃かった。
濃すぎて消化不良起こした。
いつも通り好きな作品を探しながら歩きました。
#十一面観音菩薩立像
中国・唐時代 8世紀 山口・神福寺
ともかくスマートだった。
口元が破損しているのが至極残念だったけど、美しかった。
#鶏図押絵貼屏風
伊藤若冲筆 6曲1双 江戸時代 18世紀 京都・細見美術館
(私が観たときは左隻が展示されていた)
言葉が出ない。
好き嫌いを超越した作品と思います。
#富士三保松原図屏風
狩野山雪筆 6曲1双 江戸時代 17世紀 静岡県立美術館
雄大な空間をそのまま包み込むように描いて圧巻。
その画の中に限りない想像を膨らませることができる。
大自然の中では砂粒より小さな人間が懸命に息づく姿を思い描くことができる。
#吉野山図屏風
渡辺始興筆 6曲1双 江戸時代 18世紀
屏風の向こうに吉野山が本当に広がっている。
屏風を通り抜ければ満開の桜の中に飛び込むことができる。
吉野山の碧(緑)が鮮烈。
この屏風があれば一年中桜を楽しむことができる。
天気が良かったので月がハッキリと・・・