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ハリポタツアーで切なくて泣いた話。

こんにちは、
声優のあべそういちです。



ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京
メイキング・オブ・ハリー・ポッター


に行ってきました!



正直のところ、私はハリーポッターはにわかファンなのですが、妻と4歳娘が超ファンなので、がんばってチケットを取って行ってきました。
チケット発売初日に5時間かけて取りました。



私は実写映画を見ただけの凡人なので、内容については最後に写真を載せる程度にしておきます。

が、1個だけ情報を載せておくと、

チケットの時間の1時間前からしか施設に入れません。



うちは10:30のチケットだったのですが、「チケットがあればツアーの前後にショップに入れる」とサイトに書いてあるので、めちゃくちゃ気合を入れてオープンの8:30に到着するように行きました。
ツアー後はショップが混みまくると聞いていたので。



しかし到着してみると、10:30のチケットだと9:30に入場だと。
1時間カフェで待機しました。情報負け。

まあ状況にもよるみたいで、実際は9:30より前には入れてくれてたっぽいです。

子連れだと1時間で買い物やトイレを終わらせるのはギリギリだと思うので、90分前くらいに到着しておくのがベストかもしれません。外暑いけどいろいろモニュメントあるし。




うちも開始前の1時間で買い物。
妻はガチで買い物したいとのことで、私と娘で杖を買いに行きました。



娘はルーナのファンなのでルーナの杖を購入。
私は「強そう」という理由だけでヴォルデモート卿の杖にしました。
舞台版のヴォルデモートTシャツ着て行ったし。
(杖自体はどこでも売ってるやつっぽい)



娘には「今日ルーナの杖が買える」「杖があれば魔法が使えるはず」などと今日までかなり盛り上げてきたので、とても嬉しい様子。
ルーナのメガネも買いました。



さらに名入れのサービス(1000円)があるというので、娘の名前を杖に入れてもらう。
(杖の名入れは10分くらいでできましたが、ローブの名入れは75分くらいかかると言われていました。ローブの名入れはツアー後じゃないと難しいのかも。)



名入れが終わって、ショップを出て、いよいよ杖が娘の手に。



ちゃんとした箱に入っているので、それをうやうやしく開けて、ルーナの杖を手にします。



すると笑顔になった娘が、何らかの呪文を私に向かって言い放ちました。
杖ももちろん私を向いています。



私は何の呪文かわからないので「え?なに?」と反応。



と、娘は驚いた顔をして、

「なんでパパ浮かないの?」と。



ああそうか浮かせる呪文だったのかと思ったその瞬間に、娘は続けて


「ホンモノじゃないから?」


と。





ああしまった、そのときの娘の顔が忘れられないんですよね。
娘は本物の魔法の杖が手に入ったと思っていた。今日手に入ると思っていた。
でもパパは浮かばなかった。
その瞬間にこの杖はオモチャだと知った。
家にあるたくさんのオモチャと同じように、子ども用のニセモノだと知った。



次の瞬間には娘はオモチャとして遊び始めて、いろんな呪文を言ったりルーナのセリフを言って楽しそうにはしていたんだけど、あの1秒間は、確かにがっかりした顔をしていた。



仮に私が浮く呪文を覚えていても浮くことはできなかったし、オモチャだとは当たり前に気づかれるんだけど、「杖買えたね!」とか「魔法で洗い物手伝ってね!」とか盛り上げていたのは事実だし、なんだか無責任なことをしてしまったなと、切なくなりました。
正直、ちょっと泣きました。



ルーナの杖で、洗い物とか掃除とか、手伝ってくれるつもりだったのかなあって、これでママとパパ喜んでくれるかなって期待していたのかと思うと、よくない嘘をついちゃったなと思いました。



もちろんパパのヴォルデモート卿の杖からも魔法は出ないので、魔法が出るように練習しているし、いまは全力で魔法ごっこをして遊んでいます。



もう15年以上前だけど、教育実習のときに、「先生は人間は空を飛べると思う。みんな飛べないって思ってるから飛べないだけで、心から飛べると思えば飛べる」と最後のホームルームで生徒たち言ったことを思い出した。
オモチャの杖から魔法が出ないなんて、勝手に決めちゃダメだね。


ハリポタツアーは最高でした!
長居しすぎて昼食も夕食も施設内で食べました!
(朝の早すぎ到着と娘の昼寝も込みで滞在10時間





誕生日シールはインフォメーションでもらえます!
誕生日近いからもらったけど特に証明とかは必要なし。
スタッフさんがお祝いしてくれるからおすすめ!


…写真よく見たら杖はヴォルデモート卿なのにメガネがハリーポッターだな…。




じゃあまたね。

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