元プロから見た、シャドバプロリーグの見どころ紹介 0530
おはようございます。
以前、AXIZ、名古屋OJA ベビースターにて合計一年半、3シーズンプロ選手として活動をしておりました、ぼーいんと申します。
このブログを読んだ方が、少しでもシャドバプロリーグを楽しく、そして、シャドバプロリーグを見たことでシャドバがもっと楽しくなるような一助になればいいなと思います。
前回のプロリーグのブログ
の配信場所
https://www.openrec.tv/live/olryo9qko82
5月30日11時スタート。
今回は新ルールに関してと、各チームの持ち込みについてのお話でございます。
以下全部敬称略です。よろしくお願いいたします。
新ルールについて
RSPL新ルール。
・レギュラー選手は3人
・最低3戦、最大5戦
・事前に5デッキを登録。うち構築1戦目、2戦目の使用デッキも選択。
具体的な流れとしては。
構築1戦目、構築2戦目、2Pickに出場するデッキ及び選手を事前に登録(おそらく金曜日)
↓
土曜日12時、全チームの持ち込みデッキ、選手発表
https://rage-esports.jp/league/sv/schedule/#section1
↓
日曜日(今日)11時から試合開始。
構築1戦目、構築2戦目、2Pickが終わった段階で、どちらかのチームが3勝していればそのまま勝利。
2-1となれば延長戦。残った3デッキから1つのデッキを選出し、選手登録されている3人から1人を選出して試合(Pickの選手もルール上は出られるはず)
↓
3-1となれば3勝チームの勝ち。
2-2となれば再び延長戦。残ったデッキ2つから1つのデッキを選出し、延長戦の1戦目で出なかった、2人の中から1人を選出して試合。
みたいな感じです。
具体例で説明すると
この場合。
2Pick終了時点で3-0ならそっちの勝ち。
2-1なら、
横浜F・マリノス→ネクロマンサー・ヴァンパイア・ビショップから1デッキ選出(その場で相談)し、水煮選手、あぐのむ選手、バーサ選手から一人がそのデッキを使う。
AXIZ→ビショップ・ドラゴン・エルフから1デッキ選出(その場で相談)し、Rumoi選手、Gemo選手、Rob選手から一人がそのデッキを使う。
その試合を終えて2-2になった場合。まだ使ってないデッキ、さっき出なかった選手が出て~って感じです。
過去のルールと変わったこと
前回までのルールは、5デッキ事前登録、試合当日公開。試合に出る選手は4人で、3-0でも最後の1戦はやる。というもの。
今回のルール改正で試合に出場する選手が4人→3人になり、チームの財政的な負担が変わったり、レギュラー選手といろいろあるんですが、ここは敢えて今回は触れません。
前回まで→4-0、3-1、3-2での決着があり得た。(最低でも4試合あった)
今回から→3-0、3-1、3-2での決着があり得る。(3試合で終わる可能性がある)
という違いがあります。
そして2Pickが真ん中にあることと、2戦目までの構築で投げるデッキが事前に決められていることがあります。
過去のプロリーグでも、シーズンを通してのバトル勝敗差で順位が決まる瞬間もありました(野球で言うと、試合の勝敗数が同じチームがいた場合、得失点差で順位を決めるようなものです)
なので、3-2で勝つより3-1。3-0で勝つことが、順位を上げるために必要なこととなります。
今までも「強い」と言われているデッキを使わずに負けてしまう、いわゆる「抱え落ち」は避けるべきことではありましたが、投げるデッキを当日その場で決める関係上「あとがなくなったタイミングで切り札を投入する」使い方もできました。
一方の今回の新ルールでは、構築の2戦目までに強いデッキを投げないと、0-3で負けてしまっては強いデッキを使う機会がないまま終わってしまうことになってしまう可能性もあります。
新ルールでの作戦
それを踏まえて、新ルールにおいての作戦を列挙していきます。
まず、前提として、今の環境はネクロマンサーとネメシスが強いということだけ抑えておいてください。
・構築1、2でネクネメ戦法
最強デッキを連投してPickもあわせて3-0を目指す戦法。今回はAXIZとレバンガ☆SAPPOROが採用している。
メリット→3-0の期待値が一番高い→シーズン終了時の順位を一番あげやすい
デメリット→単純に一番強い手のため、相手にメタを持ち込まれやすい。延長戦時の持ち込みが不利になりやすい。劣勢時の心理的ハードルが発生する。
・構築1、2にネクorネメを1つ。延長戦デッキに残り1つ。
上記2チーム以外の6チームが採用した持ち込み。
メリット→相手のネクorネメにメタデッキを当てることに成功した場合、一気に有利になる。
延長戦の際、デッキ選択の幅が広く、相手に不利な選択肢を強いることができる。
相手の下位デッキに勝つと切り札を温存して勝ち星をあげることができる。
デメリット→下位デッキ同士のぶつかり合いが発生した場合、相手の下位デッキに役割を与えることになってしまう可能性もある。
勝ったとしても、3-1or3-2になりやすい。
延長戦を迎えた場合、構築1,2で投げなかったエースデッキを3番手で投げることがほぼ必須である(2-1なら3-1を目指したく、1-2ならまずは強デッキを投げることで抱え落ちを防ぐため)ので、読まれやすくなる。
または、その条件を投げ順読みの材料にされる(特定チームは投げ順が一貫しており、ほぼ100%法則にしたがって投げている)
特定のデッキにターゲットをしぼった場合、1/5のスナイプを当てる必要がある。
極端な例:ネクロにだけ100%勝つが、それ以外に絶対負ける。というデッキがあった場合、それを構築1or2で投げる場合、勝率は20%でしかない。
しかし延長戦用デッキとして持ち込んだ場合、ネクロマンサーが構築1、2で出て行った場合そのデッキに役割がなくなり、勝率0%のクッションが誕生する。
ということで、筆者は構築1、2にエースデッキを固め、延長戦用デッキ3つに、ジャンケンで言うグーチョキパーのように、違う方面に特化した3つのデッキを持ち込むことを強く推奨するものである。
新ルールにおける2Pickの重要性
言わずもがなである。構築は、同一リーダーを選択することができない。という関係上、お互いの実力と持ち込みが拮抗した場合、どうしたって勝率は50%になる。ので、2Pickで勝ったら大きい。
今期は2強環境であり、その2デッキ+2Pickで勝つことが理想的な美しい勝利と言える。
ただまあミラーで毎回勝てたら苦労しねーよ!ってことで、ネクネメをどうにかして勝たせやすくしたり、相手のネクネメ相手にどうやってワンチャンス作るかを考えたりしてるわけです。
ここからは各チームの持ち込みと展望予想してみようかと思います。
横浜F・マリノス VS AXIZ
総評:マリノス出し勝ち
構築1 水煮 vs Rumoi
水煮 乗り物ドラゴン
Rumoi AFネメシス
マリノス側の当て勝ち感のあるマッチ。環境二強デッキのうちの一つであるAFネメシスだが、そこに対してワンチャンス作ることのできる乗り物ドラゴンを当てることに成功。
【古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ】や【ドラゴンイクシード・ギルヴァ】により、AFネメシス側のドレインによる回復を避けながらライフを詰めることができます。
まだ。【ティアマト・マグナ】による攻撃されない効果もAFネメシスには強く機能し、まさに必殺の一撃となるでしょう。
対するRumoi側は【水銀の遮断】によって攻撃されない効果やラスティナのラストワードを無効化しながら守ることができます。
このカードは手札やPPに余裕のできる【ギガスファクトリー】の結晶下であれば強く使うことができるので、
乗り物ドラゴン側は「いかに攻め続けギガスファクトリーを置かせないようにするか」
AFネメシス側は「いかに猛攻をさばきながら逆リーサルを目指す動きをするか」というマッチになるでしょう。
たまに先攻のネメシスがボコボコライフ詰めて終わります(^ω^)
構築2 あぐのむ vs Gemo
あぐのむ AFネメシス
Gemo ラストワードネクロ
ややマリノス当て勝ちか。
AFネメシスとラストワードネクロマンサーは二強と言われているが、直接対決を行った際の勝率はややAFネメシスに分があると考えています。ややね。
AXIZの構築を見るに、【ボーンフリーク】が2枚採用されていた、【トリニティモンスターズ】の採用が2枚に抑えられていたりと、ややミラーを度外視した構築に見える。
もっと言うと、「3番手以降のデッキにしっかり勝つための構築」のように見える。
【ボーンフリーク】は序盤にプレイできるカードを増やし、ラストワードのかさましをし、【死門を繋ぐ者】の複数回プレイを安定させる代わりに、中盤以降は「ボーンフリークのラストワードが盤面を埋めてしまうのでナイトメアイーターの出力が下がる」「忌まわしき再誕の効果で場にでるフォロワーが不安定になることで、盤面処理やグレモリーの達成、果てはリーサルの瞬間にまで悪影響を及ぼすことがあるカード」である。
序盤の安定感を上げればその辺のデッキには負けないぞ。というGemo選手の自信を見ることができる一方で、長期戦になった際はデッキパワーの差で押し切られてしまいかねないので、ネクネメの二強には当たりたくない。そんな構築のように見える。
そんなデッキに、しっかりとAFネメシスを当てることに成功したあぐのむ選手。有利状況と言える。
AFネメシスとラスワネクロマンサーのマッチにおいては、ネクロマンサー側が早期のグレモリーを達成し【トリニティモンスターズ】と【セレストマグナ】のセットプレイによってAFネメシス側の【パラダイムシフト】を封殺することが一つの勝ち筋になりますが、それを目指すことも少しだけ難しい構築になっております。
と、ここまで不利な状況が揃ったGemo選手ですが、持ち前の「苦戦している時ほど笑顔になる」と語っていたその表情などにも注目しながら見ていきましょう(*'ω'*)
Pick バーサ vs Rob
マリノスはチャレンジ枠のバーサ選手を早速2Pickで出場させる。
お互い二つ名を変更し
バーサ選手は【鷹の二十面相】→【ハマのスコーピオン】
Rob選手は【先鋒のジェントルマン】→【無双の天秤】
となりました。チームが変わったりルールが変わったりの影響ですね。
そんなバーサ選手の異名の由来となった【スコーピオン】とは、バーサ選手が自身の誕生日の試合で【氷極の王・サタン】をアクセラレートでプレイ。その次のターンに【貪欲なスコーピオン】をすかさずトップデックし劇的な勝利を収めた際についた異名。
人間相性という意味では、昨シーズンRobはバーサに2勝0敗と完全に勝ち越している。単純な実力では図ることのできない、プレイの相性は2Pickにおいて見逃すことのできない要素であろう。
個人的にRob君を応援しています、頑張れ!!!
延長戦
マリノス ラストワードネクロマンサー、碑文ヴァンパイア、守護ビショップ
AXIZ アクセラロキサスエルフ、乗り物ドラゴン、清浄ビショップ
マリノス ラストワードネクロマンサー、碑文ヴァンパイア、守護ビショップ
AXIZ アクセラロキサスエルフ、乗り物ドラゴン、清浄ビショップ
マリノス視点
Nc→E〇D-B〇
V→E△D△B✕
B→E-D-B〇
みたいな感じでしょうか。だいぶ主観も入っています。碑文周りの相性は特に自信がありません。
ただ、間違いなく言えるのは、ネクロマンサーを後ろに残した段階でマリノス側に延長戦の分がある。ということです。
AXIZ側はドラゴンをネクロマンサーに当て、おそらく出てくるであろう守護ビショップとどう向き合うか。
また、マリノスはあぐのむ選手が碑文ヴァンパイアを好んで使用していることが配信などで伺えるので、「5番手にあぐのむ選手が残っている場合はヴァンパイアの選択肢も頭に入れなければならないだろう。逆にそこから考えると「あぐのむ選手を5番手に残すには4番手は水煮選手。であるならば水煮選手が好んで使いそうなのはネクロマンサーで、4番手に強いデッキを投げないのももったいないのでネクロマンサー水煮選手でほぼ確定」みたいな読みが通ります。
4番手水煮 ラストワードネクロマンサー vs Gemo?乗り物ドラゴン
5番手あぐのむ 守護ビショップ vs Rumoi?アクセラロキサスエルフ
が素直な選択肢で、あとはどっちが裏切りを入れるか。といった駆け引きになるかと思われます。
ただこの場にマリノスが持ち込んでいる碑文ヴァンパイアは明確な役割があり、評価が高いのであれば。意外な活躍を見せてくれるやもしれません。その点も注目です。
総合的に見ると持ち込みややマリノス有利。ほんとこのチーム持ち込みや構築が上手いです。技マリノス。
逆にAXIZは持ち込みや投げ順では不利を背負うものの、その圧倒的練度で不利対面をブチ抜くことに定評があります。力のAXIZ。
Twitterでのアンケート結果はこんな感じ。
昨シーズンの順位もそのままに。といった評価でしょう。
ネクロインパルス2枚はかなり挑戦的だと思う>マリノス
名古屋OJA ベビースター VS au デトネーション
総評:DNG出し勝ち
構築1 隼人 vs Spicies
隼人 背徳バアルヴァンパイア
Spicies 乗り物ドラゴン
お互いに「ネクロマンサーネメにワンチャン作ってやろうぜ」というデッキを持ち込んだ結果、ややドラゴンに軍配が上がる形となった。
今期の背徳バアルヴァンアパイアは打点や手札管理が非常にシビアで、ドラゴンの猛攻を耐えるために手札を使いすぎればバアルに六枚融合ができず、バアル六枚融合を目指すためにゆっくりとした動きをすれば、ドラゴン側は攻める。もしくはPPブーストをして一気に攻め切ることができます。
また回復面でもドラゴンに分があり、【背徳の狂獣】を引かなければ始まらないヴァンパイアに対し、ドラゴン側は結構「何を引いても打点に繋がる」点も、安定感を上げる要素になっています。
瞬間的な爆発力はヴァンパイア側に分があるので、隼人選手がいかに「かみ合わせ」を演出することができるかどうかに注目です。
東大の先輩後輩ですね。
構築2 ののさん vs ユーリ
ののさん AFネメシス
ユーリ AFネメシス
AFネメシスミラー
新選手同士の対決ということで否が応でも注目のあつまるマッチ。公式実績、RAGEチャンピオンのののさん選手。別のTCGにおいて圧倒的な実力を発揮し続けてきたユーリ選手(くすゆい選手。といったら馴染みのある方もいるかもしれません)お互いバハも3枚あるしおおむね先攻有利のマッチになるでしょう。
一点気になるのは、ののさん選手は肉球シュートが0、ジャスパーが1である点。
肉球シュートはミラー後手まくり要素も含めての非常に強力な1枚で、その肉球シュートをみんながケアすることでジャスパーは強く使いやすくなる。というのは間違いなくある。
デッキ非公開制での肉球0ジャスパー1に比べると、デッキ公開制の肉球0ジャスパー1は、明らかにデッキパワーとして下がるのだ。
これが許容できる範囲のものであるのか。それとも絶妙な調整の範囲内であるのか。ここに注目してみていきたい。
まあそんなもん関係なく先攻取った方が素直に勝ちそうではある。
お互いネメシスミラーはそんなに意識せず、その他にしっかり勝ちたいデッキに組んだんだろうなと思うと惜しい。BO3想定なら肉球の枚数とかもう少し増えてそう。
2Pick さに vs cross7224
職人 vs 魔術師
元祖2Pickerさに vs カードゲームの天才cross
お互いがお互いを意識し高めあってきたライバル関係として、プロリーグ初期から名勝負を生み出し続けてきた二人。
さに選手は徹底したリソースのコントロールによる勝利を得意としており、cross選手は対戦相手の小さな隙を徹底的に突く攻撃的な選択を得意としている。
真逆のプレイスタイルをとる二人だが、今期は「守っていて勝てるのはネメシスだけ」「いかに攻め切るかが全体のポイント」なので、ややcross選手に傾いた環境だろうか。
延長戦
名古屋OJA 乗り物ドラゴン、ラスワネクロ、清浄ビショップ
DNG ラスワネクロ、背徳バアル、清浄ビショップ
5デッキで見た際の持ち込みは完全なミラー。乗り物ドラゴン、ラスワネクロ、背徳バアルヴァンプ、清浄ビショップ、AFネメシス。
しかし投げ順はその効果に大きな差を与えることになった、
名古屋OJA 乗り物ドラゴン、ラスワネクロ、清浄ビショップ
DNG ラスワネクロ、背徳バアル、清浄ビショップ
名古屋OJA視点
D→NcーV〇B✕
Nc→NcーV〇B〇
B→Nc△VーBー
といったイメージか。今期の背徳バアルvsビショップは、ビショップ有利ではあるものの、必勝とはいいがたいマッチである。
ヴァンパイア側がしっかりとおう殺の大悪魔のコストを下げることができれば。勝敗はひっくり返りうる。
名古屋OJA側の清浄Bは、DNG操るネクロマンサーに有利である。という自信でもない限り投げることは難しい。
一方のDNG側の清浄Bには、対面の乗り物Dを明確に封殺する役割がある。
名古屋OJA2ー1DNGで延長戦へ入った場合。
名古屋OJAはネクロマンサーを通すゲーム。DNGは2勝を上げる必要があるので、おそらく4番手ネクロ、5番手で清浄or背徳で2択のジャンケンをしかける形になるだろう。
OJA側は4番手ネクロに乗り物Dを当ててワンチャンスを狙いつつ、5番手でネクロマンサーをより有利な形で投げる。これを目指す形だ。
構築4 隼人 乗り物D vs ユーリ ラスワネクロ
構築5 ののさん ネクロ vs Spicies 清浄or背徳バアル
一方名古屋OJA1-2DNGで延長戦へ入った場合。
DNGは「一回負けることができる」ようになる。
ここで輝くのが清浄ビショップだ。
清浄ビショップでにらみをきかせることでOJAの乗り物ドラゴンに仕事をさせないように動くことができる。BvsNcも最悪やってもいいか。といった思考で4番手清浄Bスタートはかなりありそう。
一方OJA側は思考として「ジャンケンをするなら早いうちに」という投げ順傾向があるように見ていて思う。
構築4 隼人 乗り物D vs Spicies 清浄
構築5 ののさん ラスワNc vs ユーリ ラスワNc
こんな流れになるのではないだろうか。
まあこれは「こんなこと考えて予想してるよー」みたいなもので、
こういうの語ってる時が最高に楽しい野球観戦のおっちゃんなので、
次の試合からはもちょっと語る内容を少なくします。ごめんね!!
そこでなんでストレートなげんねん!って結果論で騒ぐの楽しいじゃん。投げ順予想も楽しいんだこれが。
昨シーズン2位チームと最下位チームではこれだけの差もついてしまうものか。
新戦力、ののさんの活躍で評価の逆転を期待したい。
死門2は結構驚いているので魔鳥の強いところを見たい。
他のチームは死門3にして、死門から何も出ないことを嫌うのであれば【ボーンフリーク】や【スカルドリーマー】を増やす方向でチューンをしている、つまり死門の評価がかなり高く、そのためにデッキを弱くしてでも死門のバリューを上げることが勝率の最大化につながっている。と判断している。
一方の名古屋OJAはそもそも死門は減らしてもいいカードだ。という評価をくだした。
この構築差がどう出るのか。注目だ。
レバンガ☆SAPPORO VS G×G
総評:ほぼ五分~ややG×G有利
読売巨人軍がホームランを打ちに来たがすんでのところでレバンガがそれをかわした形。
レバンガ側はネクネメを先に投げる理論値戦法。一方のG×Gはネクロマンサーを延長戦に温存した。フォレスト選手への圧倒的な信頼から、0-3はまずないだろうという気持ちで見ていられる。
構築1 pazuu AFネメシス vs リグゼ AFネメシス
pazuu AFネメシス
リグゼ AFネメシス
ミラーにおいて重要な【始原の竜・バハムート】
このカードはリーサルをとるためにはもちろん、相手のリーサルをかわすためにも使うことができる。
この枚数がpazuu選手は3枚なのに対し、リグゼ選手は2枚。肉球シュートの採用もpazuu選手は2枚とっているのに対し、リグゼ選手は0枚である。
通常AFネメシスミラーはかなりの先手有利マッチであるものの、リグゼ選手の構築は「AFネメシスミラーよりもその他の対面を強く見るような構築」となっており、このマッチにおいてはミラーといえどpazuu選手有利に進むだろう。
その他のデッキを見てもバハを減らしていいカードなのかはちょっと悩むが。ギガスファクトリー下で大量にドローを回す関係で、だいたい2枚のバハも引けるので、わかる。自分もずっと2枚で回していました。
構築2 Ryu ラストワードネクロマンサー vs ちゃみ 庭園ドラゴン
Ryu ラストワードネクロマンサー
ちゃみ 庭園ドラゴン
人によって評価が大きく異なるマッチ。どっち有利派もいる。
結論から言うとややドラゴン有利の試合だが、ドラゴンは最大値or最低値のデッキで、圧勝or圧敗。相性差を語るのは難しい。
ネメvsドラ
ネクvsネメ
の形となっていればG×Gの特大ホームランになっていただろう。そのホームランを打ったのがマリノスです。
マッチとしてはドラゴン側は処理と回復が得意であり、ネクロマンサーが盤面から点を出せるのは序盤のみ。
序盤から打点を出しながら最後にネクロインパルスを決めるか。もしくは山札40枚しっかり使い切ってネクロインパルスを複数絡めたリーサルを狙っていくか。そのような試合になるだろう。
ドラゴン側の引きに依存するマッチである、がんばれネクロマンサー。
ところで今もう4時なんですよ。朝の。
プロリーグ観戦枠もやろうと思っているので、続きはそこでおしゃべりします!よかったらこっちも見てね!
早起きしたら続きも書きます!!
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