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ハイパーロボットとクラスクは似ている?

ボードゲームが上手くなりたい。あべりょです。

デンマーク産のボードゲーム KLASK(クラスク)が上手くなりたいと思う人向けに、コツやテクニックを紹介しています。

タイトルにある通り、ハイパーロボットとクラスクは似ているということを最近発見したので、ざっくばらんに書いていきたいと思います。

それでは、どうぞ。


はじめに

まず、ゲーム性は全く異なります。。。
(noteを読んでいただいている方はお分かりかと思いますが、念のためボドゲ―マを引用しておきます。)

類似点は?

ゲーム性は全く異なるクラスクとハイパーロボットですが、競技として捉えてプレイヤー目線で考えた方がいい部分が、似ているなと思ったのでまとめてみました。

盤面を俯瞰的に見る必要がある点

・クラスク
慣れないうちはボールや、自分が操作するストライカーを見るので精いっぱいになりがちです。
そこで、視点をひとつ上にしてみて、相手がどの場所にいるか、ビスケットがどの位置にあるかをボワーっと見るようにすると、上手になります。
例えば、自分が蹴るモーションで相手が右に寄ったストレートにシュートしてみようだとか、ボールをシュートして止めようと動いた相手にビスケットを付けてみようという思考が生まれます。

・ハイパーロボット
ゴールと、ゴールに入れる色のロボットの周辺を見がちです。
ただ、周縁の壁に当てれば、手数が少なくゴールできる場合が多いです。
ゴールから逆算して考えるのが、ハイパーロボットのコツで、そのためには盤面を全体的に見る必要があります。

複数の物体の相互作用を考える必要がある点

・クラスク
ボールと、3つの白いビスケット、そして相手のストライカーの合計5つの動きを見る必要があります。慣れないうちは、自分のストライカーや、自分のゴールも見ることになるためより大変になります。
ボールはビスケットに当たることで軌道が変わったりするので、それらの相互作用は頭に入れておく必要があります。

・ハイパーロボット
ゴールに入れるロボットの他に、4色のロボットがあり、合計5色のロボットの相互作用が生まれます。ロボットが少ない方が難易度が高くなるという理由で、ロボットを敢えて減らすガチプレイヤーもいますが、それはそれで難しくなっているのか楽になっているのか分かりません。

1、2手先の盤面を想像しながらプレイする点

・クラスク
クラスクがボールを打ち合うだけの競技だったら、1手先も2手先も無いと思うのですが、ビスケットという不純物があるおかげで盤面の取り合いや読みあいが発生します。
ビスケットを先に相手陣地にばら撒いておいて、相手が防ぎづらい部分に狙ってシュートしたり、相手が動くことを予想して別の行動をするとか、本当に先を想像するのが楽しく、大変です。

・ハイパーロボット
自分が自由に盤面をいじれるわけではなく、頭の中でロボットを動かすことになるので、約10~20手くらいは先を想像していることになります。
ロボットが3個以上同時に動かすと頭の中が大変になります。

時間的制約がある中思考し続ける点

・クラスク
言うまでもなくリアルタイム制のゲームですので、相手も動きます。
ボケっとしていると相手がシュートを入れてきたり、ビスケットを蹴ってきたりします。

・ハイパーロボット
自分だけのプレイでじっくり考えられるのであれば別ですが、
基本的に相手がいて、より短い時間で最短ルートを見つけなければならないので、瞬発力が非常に重要です。
時には、最短手番ではなく敢えて多い手をまずは見つけ、コールすることによって、時間制約を付ける場合もあります、

まとめ

ここまでクラスクとハイパーロボットの共通点について説明してきましたが、どうでしたでしょうか。

【競技クラスクと競技ハイパーロボットの共通点】
 ・盤面を俯瞰的にみる必要がある点
 ・複数の物体の相互作用を考える必要がある点
 ・1、2手先の盤面が想像しながらプレイする点
 ・時間的制約がある中思考し続ける点

本当に思い付きだったのですが、ゲーム性の異なる2つのゲームが、競技性という点ではここまで共通点があるのかと驚いたことで、noteを書いてしまいました。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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KLASK一緒にやりたい方も是非!わいわいもガッツリもやりましょう!

あべりょ
2024年9月7日

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