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国会議員左藤章氏所有地に建設中マンションで、近隣住民への配慮なき対応に「冷酷」の声


左藤章衆議院議員所有地に建設中のマンションによって隣家住民の住環境の悪化や生活環境の悪化が懸念されるにもかかわらず、真摯に向き合おうとしない対応に、住民側は憤っています。

このマンションの建設を巡っては、建築計画が発表された2020年2月から隣接するマンションの住民の間で、「日照が少なくなる」「健康が損なわれる」「洗濯物が乾かない」「プライバシーが守られないのでは」など生活環境が著しく悪化することに懸念を示す声が寄せられました。
施主、建築は長友産業株式会社ですが、この土地の所有者は、自民党衆議院議員の左藤章氏です。
特に直接的に大きく環境悪化の影響を受けるエステムコート阿倍野コンフォルトの管理組合では、当初長友産業に対して27項目からなる質問書を渡して回答を求めました。

工事開始に先立ち、長友産業は、2020年3月4日に地域住民に対する説明会を開催。その際に、住民より別紙1の疑問と懸念をはじめとする27項目にわたる質問書を提示し、回答を求めました。しかし、回答は、主旨・具体質問項目をすべて否定するもので、この問題に真摯に向き合おうとはしませんでした。
住民は、土地所有者の左藤氏に対しても住民の懸念や疑問に対する回答を書面で求めましたが、これには答えず、自身は回答する立場になく長友産業と話し合えと、門前払いをしました。マンションが立地する町内には、左藤章事務所も存在しており、長年地域と共にある国会議員の態度としていかがなものかと、住民は憤っています。

住民側は、2020年8月31日付で大阪府公害審査会に公害調停を申請。住民側、長友産業側双方の意見書提出が行われ、12月0日に第1回の調停が行われましたが、住民側の納得できるような調停案は示されませんでした。

施主、建築業者である長友産業側では時間切れを狙った引き延ばしを行っており、真摯にこのもんだと向き合おうとしない態度を続けています。翻って土地所有者である左藤章衆議院議員も施主ではないことを理由に、話し合いに応じようとしません。自身の事務所が同一町会内にあるにもかかわらずです。
このような地域社会への影響の大きな建築を行うにあたり、社会的責任を無視するような長友産業の態度は、企業市民として合ってよいものでしょうか。また、自身は施主ではないとする左藤章衆議院議員の態度も、国会議員が地元地域住民に対するものとして相応しいとは思えません。

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