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栄養学研究の必要性と必要なこと~栄養学雑誌1月号を読んで~

なんと元旦に日本栄養学雑誌が年賀状とともに届いていました!笑
さっそく読んでみると、今年やりたいことの一つである臨床研究の連載が始まりました!!!(パチパチパチ)

この連載が組まれるということは研究をやりましょうという栄養士会からのメッセージだと私は思います。。

この記事を自分なりにまとめてアウトプットしていきたいと思います

栄養学研究が必要な理由

栄養士会の雑誌を読むと栄養学研究が必要な理由は
管理栄養士・栄養士の使命であるからといっても過言ではないと思いました。。


管理栄養士・栄養士は、人々の健康の保持・増進、疾病予防と重症化予防、ならびにフレイル予防等、生活の質の向上を目指して、科学的根拠に基づき栄養と食に関する支援を実践する専門職である。したがって、管理栄養士・栄養士は栄養実践活動に関わる研究はもとより、栄養と食に関する基礎研究にも関わり、栄養実践活動の科学的根拠を提供し続けなければならない。
引用:日本栄養士会雑誌,64,16-17(2021)

私たちは栄養管理や給食管理をガイドラインや基準をもと実践しています。そのガイドラインや基準は何からできているかというと科学的根拠です。診療報酬や介護報酬も同じように科学的根拠からできています。つまりは、私たちが科学的根拠を提供しなければガイドラインや診療報酬、介護報酬は変わっていかないと思うのです!
もちろん研究職の管理栄養士、栄養士はいると思いますが、現場にいる私たちがもっと研究成果や実践報告を示していくことで、よりよいガイドラインの作成や医療、介護報酬改定につながると思います!

研究に必要な三つの要素

研究には3つの要素が必要だそうです

①明らかにしようとすることは価値があるか(研究の内容)
➁研究内容をどの程度明らかにすることができたか(研究の質)
➂研究して得られたことを適切に公開できたか(報告の質)
引用:日本栄養士会雑誌,64,16-17(2021)

これを見る限り、報告するまでが研究ですね!報告してなんぼ、結果を残してなんぼの世界だと思いました。もちろん質は大切です!


2つの研究デザイン

研究デザインっていろいろありすぎて分類わけがよくわからないです。
栄養士会雑誌では2つの研究に大きく分けられていました。

①量的な研究(集団を対象とし、介入等による群別比較等)
➁質的な研究(新しい指導方法の検討や特殊事例の報告等)

参考:引用:日本栄養士会雑誌,64,18-19(2021)

これをみる限り、私がやりたい研究は量的研究でした~!
量的とか質的とかよく聞くけど具体的にわからなかったのですっきりしました!

その他にも色々と詳しく書かれています。


https://www.dietitian.or.jp/publications/magazine/


これからの連載が楽しみです!!





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