契約取ってくれば「不適正勧誘」も不問!かんぽ保険で年収2000万円の郵便局員

保険の不適切契約問題を引き起こしたかんぽ生命には、とくに多くの契約を獲得した郵便局員を顕彰する「優績者」と呼ぶ社内制度があった。そこからは、違反行為が疑われる契約でも黙認され、処分も甘かった社内体質が浮かび上がってくる。

全局員の1・4%の「優績者」が疑わしい契約の4分の1以上に関与していた。その1人は「特定の客と1年間に何度も契約を結んだ。多くが高齢者や疑いを持たないゆるいお客だった」と語った。契約額は年数百万円から数千万円に上り、「優績者」は全局員の模範扱いされた。その中でも「ゴールド」「ダイヤモンド」などの格付けが行われ、トップクラスは年収1000万円以上、2000万円を超す郵便局員もいた。

多少の不適切な勧誘でも、「利益さえ上げれば評価される」という受け止め方が局員の間に広がっていたらしい。「実際のところ、不適切な(保険)募集をしても、会社から処分されることはないという感覚でした」と話す優績者もいる。


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