共同通信杯 2024 ひとり予想反省会
2024.2/11（晴）東京芝1800ｍ 良
・週頭に積雪。馬場の著しい悪化も考えられた。
・第1回東京3週目。差しも徐々に届くように。前残りが顕著というわけでもなかった。
・土曜は中枠の好走が目立つ
レース結果
1着：⑧ジャスティンミラノ
2着：⑨ジャンタルマンタル
3着：⑦パワーホール
4着：②ディマイザキッド
5着：⑥エコロヴァルツ
前日予想時に意識したこと
・展開的にはパワーホール>エコロヴァルツなテンの様相
・ジャスティンミラノの出方が不明
・勝ち馬を探すなら、前走上がり最速は必須条件
・中段やや前目での競馬ができそうな馬を狙う
・外枠は割引
買い目（予算：1000円
3連複BOX：①③⑦⑥⑨（100円×10通り
予想印＆感想
◎④ミスタージーティー（7着）
前走の不利大きな不利、今年は年内GⅠを獲りに行くという矢作調教師のコメントからの本命評価
・スタート後すぐにエコロヴァルツに寄られるが、それ以上に初角～半マイル間でかかり倒していた。若さと言えばそれまでだが、勝った時は揉まれていないゆとりのある競馬だった。
・鞍上曰くパニック状態。それであの結果なら、まぁ悪くはないかも？
・次回買えるなら現状は外枠が必須条件。クラシックに暗雲。
〇⑥エコロヴァルツ（5着）
脚質的な自在性（前か後ろかの2択ではあるが）、前走内容から対抗評価
・終始かかりっぱなし。良かったはテンの早さくらいで、懸念されていた面が前面に出た感じ。まだ前残りもあり、前半62秒の超Sペースなら馬券内に来てほしかった。
・次走以降は、調教師さんから精神的な成長のコメントがあれば本命も。今後の成長がカギ。
・ステッキ一発のみで終了。余裕残しも考えられる。
▲③フォスターボンド（8着）
この馬は調教の良さ＆前走上り3F最速、内有利という事加味しての3番手評価。鞍上ﾀｹｯｼというのも妙味を感じた。
・超スローペースに泣かされた印象。展開が向かなったのは間違いないが、追走力不足か鞍上の判断ミスか。見解が分かれそうなところ。
・ﾀｹｯｼの判断とみるなら、長い脚は使えないと判断できそうだが、前のレベルが上がった分と捉えるのが正常の様に思う。
△⑨ジャンタルマンタル（2着）
実績は優れているものの、外目の枠＆高速馬場への対応力を疑問視しての4番手評価
・今回はペースに要る部分が大きいと思うが、この馬も掛かり気味の前半。川田さんがかかる馬に乗るというのはあまり見ない光景だが、逆に考えるとそれだけの馬という事。
・所謂完成度も高く、課題とされていた輸送・回りその他もろもろを概ねクリア。次回は厚く行ける。人気もしそうだけど。
・パレスマリス産駒の早熟説も唱えられているのだけは気にしておかなきゃいけないかと思います。
☆①べラジオボンド（6着）
前走新馬戦組のため、能力が図り辛かったものの、新馬戦タイムはジャンタルマンタルの新馬戦と-0.1差。内枠言うことも相まっての爆弾評価
・当初期待したレース運びにはならず。出遅れが凡走の最大の要因。騎手のせいにはしたくないが、２週続けてくれるとなかなかしんどいものがある。
・いい位置を取ってというのが予想の前提にあったため、スタートで終了
・目立ってかかることもなく、かかりそうになった時も素直に騎手に従っていたことから操作性は高そう。
注⑧ジャスティンミラノ（1着）
追い切りでサトノグランツをあおり倒すという荒業をやっていたという情報も、前走の前残り傾向から(注)。持ちタイムも一息、キズナ産駒牡馬という事でキレる末脚への期待値も低かった。
・キズナ産駒牡馬らしからぬ切れ味を見せるも、好走の最大の要因はスタート後の戸崎騎手の判断。すべての明暗はここ。やっぱ近2年東京芝1800ｍ最高成績なだけある。ルメちゃん越えは伊達じゃない。
・新馬戦の再現となったわけだが、Mペース未経験が今後どうでるか。産駒の傾向的には消耗戦も強いはずで、そうなればこの馬マジでヤバイ。
・キズナ産駒の最高傑作の可能性も視野に入ってきた。
上位入着馬感想
1着：⑧ジャスティンミラノ
・前述
2着：⑨ジャンタルマンタル
・前述
3着：⑦パワーホール
・ﾀﾅｰﾍﾞしてやったり！も、おそらく短期逃げ＆第1回開催が好走の要因かと思う。皐月は人気しそうだから渋い。皐月大敗後のダービーなら、ﾀﾅｰﾍﾞかつ内枠という条件付きではあるが、爆穴でねらうのが良さそう。
・前走内容から軽視したが、前々走ではセットアップの2着。負けた4馬身差の分を開幕週&短期逃げで補えた形か。
・成長次第でまじでクラシックが面白くなる存在。シュトラウスがクラシックくれば、潰されるでしょう。
4着：②ディマイザキッド
・おそらくキング姉やんは東京競馬場◎を持っている。2枠と、直線でバラけやすい3歳戦という面がハマった印象。
・上り最速の要因は馬の能力もあるとは思うが、コース取りかと。パトロール見ればわかるが、終始内ラチ沿いを走る超省エネ競馬。姉さんまじうめぇじゃん。末脚の生きる展開が見込めれば積極的に狙いたい。
5着：⑥エコロヴァルツ
・前述
まとめ
今年の「例年上りの早い馬が来てるよ」ってレースは、超Sペースが目立つ。根岸Sも例外的な超Sペース。騎手目線に立って考えると、第1回開催で馬場もいいんだし、末脚を十分に残したうえで、残せるペースで逃げればいいんじゃない？？って考えにシフトしているのか。スパンと逃げて、あとは根性みたいなのはもう見れないのかもしれない。
ただ、今回はクラシック前哨戦。多くの馬が教育レース的な側面を持っていたはず。今後の成長に期待をしながらも、ジャスティンミラノ・ジャンタルマンタルのクラシック主役感は拭えなくなりそう。
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