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BBTAG師弟杯お疲れさまでした

0. ご挨拶


ABEGENです。
まずは運営、参加された師弟の皆様お疲れさまでした。
弟子のコハク君は負け負けで終わっちゃいましたが相手強かったし結果自体はしょうがないかなーという感じ。
今回は「せっかくなのでどういう風に指導したのか」をまとめていきたいと思います

1. 弟子のプレイヤープロフィール

コハク(@kohafei03 )
格闘ゲームは20年ぐらい
大会に出まくるというタイプではない
直近ゲームだとGGST(天上界)/MBTL(S↑)/DBFZ(180万)
BBTAGは年末に始めた(ゴールド)
キャラはRWBYが好きなのでルビーヤンで(Evo優勝チームだしいいんじゃないかなと)

「基礎はできている中級者だけどBBTAGのことはさっぱり」という印象でした。この時点で大会3週間前ぐらい。

2. 最初にやること


コミュニケーション方法の確立から。今回は専用Discord鯖を立てもらってそれを活用しました。
大体いつも
 * 一般会話
 * 質問・回答
 * 課題・目標
 * 振り返り
この4部屋にわけてあれこれやり取りをしていく感じです。



3. チェックリストを作る


BBTAG自体は私が理解度が高めのゲームなので、脱初中級者のリストを作成して指導の元ネタとしました。以下あんまり整理できていないリスト
* キャンセルじゃないアシストを使えているか
* アシスト単発確認してゲージ消費行動ができているか
* 相手がアシストを飛び越したのを見てクロコンまたはチェンジができるか
* クロコン中にバーストされたときにチェンジできてるか
* クロコン中にディストーションを打たれたときに適切な処置ができているか

* バーストに反撃できるか
* バー対したときにちゃんと短いコンボをえらべているか(長いとそのあと損する)
* 相手にバーストがあるときにバーストをケアしたコンボを選べているか
* 相手にバーストがないときに上記をやっていないか
* RAをガードしたらアシスト同時押しコンボでリターンを取れているか

* 起き攻めはちゃんとアシストが重なっているか
* 起き攻めで投げるときにちゃんと埋まっているか

* 出現のケアを作れているか
* レゾナンス発動されるときに攻めれているか
* 自分がレゾナンス発動したときの最大コンボをしっているか
* AHに持ち込むコンボレシピを持っているか

ちなみに、最初に彼の対戦動画を見たときには一つもできてかったので「じゃあこれ全部できるようにさせればなんとかなっかなー」って考えてました

4. 実際に対戦してみる前に動画をもらってフィードバックする


3で作ったリストを共有して「じゃあ全部できるようにしておいて」というのは簡単なんですが、TeachingとCoachinの違いの観点でまずはリストを出す前に「ほかの人と対戦してみた動画くださいな」というアプローチから。
リストに書いてあることがまあまあまるっとできていない、という事実が出てきたので優先度の高いものから都度伝えていく形を取りました。

5. 指導用のチームを作る


普段だったら「とりあえずメインチームでやってみるか」となるんですが、そこはメインチームが雪泉テイガーな私。「師弟杯用に使用数の多そうなキャラ入れてアレンジするか」ということでヤン雪泉を指導用チームとしてこさえました。海外遠征が滞ってなければいつかやろう、と思っていたチームだったので私にとってもいい機会でした。

6. 実際に対戦し、課題を洗い出す


というわけで指導用チームで対戦。
まずはこちらからの挟み込みとか投げチェンジとかは行わずプレーンなプレイで弟子を鳴らしていくのを主軸にメモをとりながら回していきます。

印象的だったのはレゾナンスまわりの理解不足でした
レゾナンスは実はおしっぱで出るよ!」
レゾナンス中は回復するよ!!」
レゾナンス中はスパキャンできるよ!!」

あと、彼自身が真面目よりのプレイイングなので
「ヤンはBを押せ」
「ヤンを信じろ
「いいからバーニングゴールドだ」
とかも言ってました。人それぞれに課題がある。

これらを課題チャンネルに書いてつぶしていきます。
再生リストを含めたアーカイヴは↓
https://www.youtube.com/watch?v=oc_x28sh5ok&list=PLpxHrM_dyApxhxD3YifpsmLcXjIN1GYkh



7. 同じレベル帯の人たちを募りスパーリングしてもらう


私とばっかりやると味付けに偏りがでそうなので
今回同じく師弟杯に出る方や
前そこそこやってたけどマスター3ぐらい
ほかのゲームやってたけど触ってみたい

といった感じの方たちを公募して私のチャンネルで組手・乱取り形式でたくさん対戦。
私は対戦するというよりはちょいちょい口出ししてメモを作成する感じ。
キャラクターに関する細かい部分をコメントでもらえるのがとてもありがたかったです。

協力してくれたみなさんに感謝。



8. 特殊なキャラとのスパーリング


BBTAGはキャラが多すぎるので全部は網羅できませんが、ワレンとかヒルダとかはぁととかの「スゴイ」キャラとの対戦を経ずしてBBTAG結構やったなーとはならないのでそちらを公募して同じくスパー。
私はもう動かなくなってしまったワレンテイガーに油をさして出動してました

9. 最後に総仕上げ


上記の営みを経て、目につく課題がなくなったところで最後に私ともうひとり入れてガチ目に対戦。
計5回の指導はこれで完了。


10. 大会当日


本当は張り付きで見たかったのですが、その日は仕事だったので組み合わせが出てきたときにさっとワンポイントアドバイス出す感じにしてました。
結果は負けてしまいましたが、彼はBBTAGの楽しさと大会で負けたときの悔しさを得ることができたので、今後の彼のゲーマー人生にとってそれが良いことになったらなと思いました。


https://clips.twitch.tv/InterestingExquisitePhoneFUNgineer-F33DHw1-q04NcwZl


弟子が挟み込みを敢行したシーン。「ワシの教えた左じゃ」の顔になりました。素晴らしい

11. 最後に


そんな感じで3週間のプロジェクトは終了。
久々にBBTAG触って楽しかったし、弟子も成長したし、youtubeのチャンネル登録がちょっと増えたし、でよいプロジェクトでした。
次のMBTLは師匠でも弟子でもないなあ、というポジなので見送りますが
また機会があれば何かしらの形でかかわってみたいなと思えるよいイベントでした。

ではまた。

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