対戦ゲームでの無線と有線の話。

今晩は、ABEGENです。
先ごろフロリダから帰国して家でアイス食いながら「あぁー日本の文明最強~~」ってかんじでくつろいでいます。お茶漬け食べたい。食べる。

で、お題の話。タイムリーだったので。
「無線だからって差別しないでくれ」
「無線の人たちと対戦したくない」

の二つの主張を見かけるので、これを分析するためにまずは材料をそろえます。

1. 対戦環境の種類
無線有線の二つ・・ではなく、これにオフラインを追加してみます。
無線
メリット:
LANケーブルを刺さなくても使える。
風呂場でもトイレの個室でもご飯食べながらでも使える。
最近の家庭環境ならいきなり使える状態になっている。
デメリット:
対戦が優先より重たくなる。
具体的には、突然コマ送りになったり対戦が中断したりする。

有線
メリット:
無線と比べるとラグが少なくなる。
デメリット:
LANケーブルがないとできないので、場所が固定化される。
自分のための対戦スペースが必要
工事が必要だが、1回やればもう払わなくてよい。
オフラインよりは重たい

オフライン
メリット:
ゲームが重たくなるという概念がなくなる。トレーニングで覚えた練習をそのまま使える。
デメリット:
ゲーム機がある家、または会場まで出向く必要がある。つまり、交通費+αがかかる

なので、対戦における快適さは
無線<有線<オフライン
対戦にかかるコストは
オフライン=>有線>無線
となります。

2. 対戦ゲームを遊ぶ人たちのペルソナ
Aグループ ゲームを始めたての中高生:
まだ一人ぐらしをしていなくて、自分の部屋はあるが家にはwifiが整備されていて、部屋で無線を使って対戦する。
そもそも有線・オフラインで対戦したことがない。
有線環境を整備すればBに近づくことができる

B グループ ゲームがすきな大学生・社会人:
一人暮らしをしていて、自分の部屋があってそこにはルーターから伸びたLANケーブルが存在する。
Aには戻れない

部屋で有線を使って対戦する。オフラインでの対戦経験はまれ。
Cグループ コアゲーマー:
毎週決められた曜日に対戦会に出向いて行って、月に1回大会に出る。
オフラインでの対戦がメインだが、出かけられないときは有線で対戦する。
Bには戻れない

3. 起きている事象
3-1. Aグループの人が、B,Cのグループの人たちから拒否されているが「無線だと対戦が快適にできない可能性があるということを知らない」ため拒否されている理由がわからず怒り暴言を吐く

3-2. B,Cグループの人たちで有線での対戦をしているのに、ランクマッチなどでAグループの人たちとマッチングしてしまうため「なんでコスト(工事費)を払った側が損をしなければならないのだ」となり怒る。

4. 解決策
3-1:
Aグループ 回線環境が悪くても良いですか?という前置きを置いて対戦する
または、有線環境を作る。
B,Cグループ 環境によって無線でのプレイを余儀なくされている場合もあるというのを念頭に置く。
そのうえで、ここで暴言を吐くとAグループの人がB,Cグループに移れなくなった結果「プレイ人口が減る」ので「理由を述べてちゃんと断る」

3-2: 回線環境によって拒否をすることができる仕組みを使う。(ゲームによっては無い時はある。)

といった感じ。自分がどこに所属しているかを念頭に置いて楽しい対戦ゲームライフを!

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