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笑えるほど男運なさすぎな人生【マイストーリー#2】


マイストーリー第2弾は、
思い返すと恥ずかしい恋愛のお話です。
一緒に笑って楽しんでもらえたら、またひとつ
私の人生の糧になりそうです。


しくじり・こじらせ女子誕生の10代

写生大会をすれば、一番最初に無くなるのは「緑色」
つまり「ど田舎」で育った私。
目の前に広がる田んぼと、山が遊び場でした。
可愛くも美人でもユーモアのセンスがあるわけでもない
平凡な女子。

そんな平凡な女子の私でも、恋をしました。
小学校2年生の時に転校してきた彼。
街から転校してきた彼は、はっきり言って一目惚れでした。

なんとなく、彼も私に好意を抱いてくれていると肌で感じながら、
卒業間近まで、ずっと一筋に彼の事を想っていました。
私の学年は、楽しく男子と休み時間に話そうものなら、
ボス的な存在の男子たちから
「ヒューヒューあついね!!!」と大声で冷やかされたので
男子と話すこと自体がチャレンジャーでした。

きっかけは些細なことですが、
なぜか私は彼からいじめにあう羽目になります。

あんなに優しかった彼が、
殴ったり蹴ったりしてくる。
1ヶ月くらい続いた頃、
ついにどうして私がこんな目に合わなくてはならないのかと、
叫んでやめてくれと土下座した事で先生の耳に入り、
やっと終止符が打たれました。

その苦い経験は、私に
「男は、信じられない」
という深い傷を残しました。

さて、そんなオトコの失敗をした私ですが
もう恋なんてしない
なんて言わないよ絶対という歌にもあるように
めげません笑
次に恋をしたのは…

そう、正解です
先生です笑

ここから、私の恋愛対象は
「年の離れた男性」に向けられます笑

安易すぎますが
恋はしたいけど同級生は信じられない→
かと言って女性は恋愛対象にならない→
なら年が離れた男性なら安心だ

なんたる単純な思考回路!
大抵叶わぬ恋なのですが、
叶わない恋が私にはちょうどよかったのです。

高校時代はアルバイト先の社会人マネージャー。
社会人、一人暮らし、車所有というだけで
かっこ良く見えるんです笑

可愛くも美人でもない、それについて無関心で
努力することすら興味のない私が
誰かに魅力的に感じてもらえるわけもなく3年が過ぎ、大学生に。
初めて「好き」と言われたのが大学1年の夏でした。


優秀なダメンズを育てた20代

そんな事を言われたことがなかった私は
これまたすぐに彼に夢中になってしまいます笑
気がつけば、
彼は私のアパートで半同棲。
友人にはヒモなんじゃない?と言われたり
世の中いい男たくさんいるんだよ!勿体無いよ!と言われても
4年間一緒に過ごしました。
結婚するのかな、ぼんやり思った時期もありました。

でも、私は自分より大人の彼が
学校を卒業しても就職しないことが
どうしても違和感があり、別の道を歩むことに。
「いつか彼も気づいてくれる」
「私が彼を見捨ててはいけない」


これって、めちゃくちゃ優秀なダメンズを育てる心理だと
後々気がつきますが、コレ、30代になるまで続きます笑

連鎖を自分で止められないから、何回も失敗するんです。
本当にダメンズ製造機だったなーと思います。

お金を無心されたり
働かなかったり
二股をかけられたり

その度に、どこか不幸せなことが幸せな私
に浸っていたような気がします。


目の前にあった幸せにしがみつかなかった30代

そんな私も30になり、
ようやく結婚が目の前に開けました。
婚約指輪を買い、両親の挨拶も済み、
結婚式の準備をするのに貯金の話になった時
彼に借金があると判明

そんなこんなで婚約破棄します

ここまでくると、笑えるほど男運ないなぁと思いますが、
私の良いところは
この状態でも
結婚する前でよかったー!!
ご先祖様が守ってくださったんだ
(守護霊がおばあちゃんらしいです)
と思えるところ。

そしてその後に
女運の悪い男と出会います笑

彼が、私を救ってくれました。
また、彼を私が救った模様です。

旦那様は、私が3人目のオンナ
つまりバツ2です。
我が家ではコレ、ネタにしています笑

素敵すぎて、学ぶ必要があったんだろうと
勝手に私は思っています。
結婚して13年になりますが
いまだに何故彼が3回も
人生の大きなイベントをする必要があったのか、
全く分かりません。

とはいえ、そのお2人が彼と別の道を歩むと
決めてくださったので
今、私が彼と一緒にいられるわけで
私にとっては感謝しかないのです。

実際、プロポーズは私から笑
偶然一緒に暮らそうか、という話になり
立派なヒモを育てた経験者である私は
「一緒に暮らすなら名字を変えてください」
とお願いしました

彼の返事は
「俺は、浮気するかもしれないけれど
それでもいいなら」でした。

「構いません。浮気されるということは、
私の魅力が足らないからなので」と答え、
浮気したくないくらい愛され女子になる!と心に決めました。

ちなみに、「俺様は今でも浮気していない」
と自慢されます笑

私が今、
安心して家事と仕事ができるのは
家族が私を応援してくれるから。

結婚した当時とは
暮らす場所も
働き方も
生き方も
変わってきました。

環境が変わってもパートナーシップを
より良いものにするためにお互いに変化してきました。

本当に旦那さんに出会えて結婚できたことは
私の人生の宝くじに当たったなと思います。
そして、そのお金を、正しい使い道で使っているから
今でも明るい方向に進めているような気がします。
明日からまた、旦那さんを大切にしたいと思いました。

しくじり・こじらせ女子でも
自分次第で成功することはできるのです。

マイストーリーの第3話は、
起業ひよこ1年目の振り返りと
これからの野望を話したいと思います。


マイストーリー最終 第3話へつづく。

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