自覚してるのがプロなんですよ。
様々な店の開業を支援させてもらっているのですが、毎回おもしろいなと感じるのがラーメン店。
飲食店の冥利！って面白さじゃなくて
いわゆる「ラーメンマニア」の方々の行動がすこぶる面白い。
ラーメン店開業の依頼を頂いて、いざオープン間近！という時に必ずお伝えするのが
◯オープン初日に来ないと生きていけない種族がいる
◯スープを一口飲んで瞑想する方がいる
◯分析を開始して、答え合わせしていない自己流回答を伝えてくる人が現れる
など。
元々どこかのラーメン店で修行されている方なら経験してるけど、そうでない方はこの行動に振り回されちゃって疲れる事多いんで
あらかじめ心の準備しといてね、と伝えてます。
漫画のみすぎなのかどうか、一口飲んでレシピを当ててやろう！ってチャレンジしてくる人皆さんが思うより多いんですよ。
実際、本当に神の舌を持ってる人は『ごくごく僅か』いてびっくりするけど、大体の方は。。。という感じ。
「干し椎茸を贅沢に使ってますね！」とか言われたんですけど、うち全く入れてないんすよｗ
みたいな事例たっぷり見てます。ほんとに。
あと、毎日来てるならともかく
久しぶりに来店して「味のブレが。。」とか書いてる人とか凄いなと。
料理人と素人さんの大きな違いって
味を一定に保つ技術と
自分の味覚のブレを自覚してる事だと思ってるんですよ。
料理人は体調によって味覚ブレるの知ってる人が多いから調整するのよね。
でも味のブレとか言ってくる人、だいたい自分の体調考慮しないで言ってる事多くないですか？
それを堂々と口コミしちゃったりとかね。
店に対してリスペクトが足りないんじゃないかな？そんな事を最近思うわけです。
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