【備忘録】大晦日に1年をふりかえる(2020年)

大晦日に2020年をふりかえる

去年の今頃は、エチオピア。
そして、去年の今頃には予想もしていなかった2020年も今日でお終い。

世界が同時進行で巻き込まれ、翻弄された1年は、きっと「災いの年」として歴史にも、人びとの記憶にも刻まれるはず。
では、わたしにとっての2020年はどんな1年だったのか?

今なお前線で戦う医療従事者の皆さま、エッセンシャルワーカーの皆さまには感謝しかなく、仕事に大打撃を受けた近しい身内も大勢いる中、経済的な不安を抱えることなく生活が成り立っているだけでも感謝だけれど、個人的には、働き方が劇的に変わり、今後もこの働き方が継続するという方針が示されたことにより、今年だけでなく、将来のライフスタイルも激変するという1年に。
まずは、在宅勤務で母と過ごす時間が長くなり、母の老いに直面したこと、母との時間が永遠ではないことを実感したこと。
自分の役割を今さらながら自覚する時間になりました。
そして、同じく在宅勤務がデフォルトになり、仕事以外に使える時間が増えたこと。
本業にかける時間と同じくらい副業(エチオピア活動)にも時間を投じたい私にとって、この恩恵は計り知れない。
もちろん、諦めなくてはいけない企画はたくさんあったけれど、新たにやりたいコトを見つけて完走できたし、新しいアイディアも形にすることができた。
今年できなかったコトは、来年でも再来年でも機が熟したらやればいい。
それを実行するために使える時間が増えたことは、長い目で見れば、本当にありがたいことなのだ。
悪くない1年。転機になるかもしれない1年。それが私にとっての2020年だった。

1月:HaddinQo来日、ライブ3本
   大久保図書館で作品展示
2月:コーヒーセレモニーワークショップ
4月:The 100 Day Projectに参加
5月:エチオピアダンス・オンライン練習会スタート
6月:「恋するアフリカ」実行委員会発足
7月:The 100 Day Project完走
8月:オリジナル手ぬぐい、マスキングテープデザイン/制作
9月:オンライン・アムハラ語講座スタート
10月:「恋するアフリカ」リアルイベント開催
11月:YouTube絵本挿絵制作
   「川瀬 慈 × ピーター・バラカン トークイベント」アレンジ

パンデミック直前に、エチオピアからコレ!というアーティストを招けたこと、ギリギリでコーヒーセレモニーのワークショップができたことはラッキーだった。
4月以降は、試行錯誤の連続だったけど、新しいこコト、できるコトを考え、形にする仕事は本業でも副業でも楽しく充実した時間だった。

さて、2021年もしばらくは、続くであろうウィルスとの闘い、晴れて自由の身になるまでは「使うためのお金を貯める」「クリエイティブな時間を増やす」。
そしてウィルスとの闘いが終焉次第「エチオピアに行く」。まずは、野望への投資を目指して、お金の使い方を見直すことからチャレンジ。
2021年も幸せに生きよう。

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