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ぼくはデータ分析という翻訳について、こう考えています

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データ分析における、職業観や哲学のようなものを、まとめたマガジンです。『ぼくは翻訳についてこう考えています 柴田元幸の100の意見』に沿いながら考えていきます。僭越ながら、分析職… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

翻訳としてのデータ分析#49 適切に命名せよ。概念とデータのギャップを埋めよ

原文抜粋 : 13万語中の31語作品のなかでその単語の反復がある程度目立っている、気になる、意味ありげである、という場合にはたしかに同じ訳語を当てるのが望ましい 『ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-』より データ分析に置き換えて考えるデータ項目や指標の命名は、分析の腕の見せ所の1つだと思っている。「どういう概念を、データでどう置き変えたか」を直接表すからだ。 心理学では序盤に「構成概念」という単語を習う。論文も構成概念を定義することから始まりや