第5回A.B.C-Z歌会「A.B.C-Z」

塚ちゃんの復帰をお祝いしよう!と久しぶりに動いた歌会でしたが、募集中に色んなことがありました。それにも関わらずたくさんの方にご参加いただいて素敵な歌とコメントが集まりました。本当にありがとうございます。

開催概要は下の記事をご確認ください。

今回の短歌一覧はこちらです。よろしければ以下のファイルをDLしてお楽しみください。


1.ステージに魔術師を呼ぶ呪文だよA.B.C-Z! A.B.C-Z!

☆ 魔術師、最高でしたね。呼んでよかった...
☆ 魔術師!いやその通りですね。彼らはステージの上では夢と輝きを放つ魔術師です。あのコールがその召喚の呪文だったとは、納得です!
☆ グループ名を呪文にあてはめるという発想がいいです!
☆ 短歌という短いフォーマットのなかで四句と結句を同じ言葉にするのは勇気がいることだと思うんですが、これほど2度繰り返す必要性を感じることもそうそうないと思います。
☆ フェスには行けなかったのですが、素敵な情景だったんだろうなと目に浮かびました。
☆ A.B.C-Zのパフォーマンスは本当に魔法ですよね。私は諸事情あり9/23のパフォーマンスは見られていないのですが、いつも『今回は何を見せてくれるんだろう?』というこちらの期待を軽々越えてくる彼らのパフォーマンスと、それを目撃するこちら側の高揚感を思い出しました。
☆ あの時のコール本当に素晴らしかったですよね……それまで苦しいような悲しいような気持ちで出番を待っていましたが登場した後からは一気にステージにひきこまれて、気づいたら笑顔になっていて……まるで魔法みたいでした。
☆ 実は9/23見られず、色々レポを見て作りました。他グループのファンも巻きこみステージを盛り上げ、あっという間に去っていった彼らは、やっぱりステージの魔術師!初回B盤予約しました!

2.宇宙ってたった一つで宇宙なら 五つもあればどこまで行こう?

☆ A.B.C-Z = 多次元宇宙 の方式
☆ 宇宙は一つだと固定観念にとらわれていたので、宇宙が五つもあれば〜という発想に圧倒されました!
☆ さぁロケットに乗って行こう。地図にない場所を目指して。行く気になればいつでもトラベラーズになれるのかもしれない。
☆ メンバーごとの個性ってほんとに宇宙みたいに果てしなくて見ていて楽しいですよね…
☆ 5人それぞれに強い個性があって、それがぶつかりあってA.B.C-Zが成り立っている様子がよく伝わってきます。どこまで行こう?って無限の可能性を感じてワクワクしますね。
☆ ひとりひとりとっても魅力的なのに合わさると最強になりますよね、A.B.C-Z。『時を越え5stars~』の歌詞とリンクするような世界観が感じられるところが大好きです!これからもどんどん知らなかった未来へ進んでいくのだろうなという期待も見えて、そんなところも好きな歌です。
☆「どこまで行こう」私は可能性や明るさを感じていいなと思いました。
☆ 自分の作品です。たぶんA.B.C-Zって、出発したばかりのときは一人一人が星で、五人で一つの星座だったと思うんです。でも、今私から見えるA.B.C-Zは一人一人が宇宙で……たったの一個で際限のない宇宙という存在が五つもある空間って、果てしない恐怖とワクワクが混在しているというか……"一番身近な宇宙体験"とは言い得て妙だなと改めて思います。

3.流星の尾を掴んだの 俺たちとみんなで、の先で舞った光を

☆ 星が燃え尽きる直前の、とびきり強く光る瞬間を切り取ったような眩しい短歌だと思いました。作者さんにとって灼きつくような一瞬だったのでしょうね。
☆ 流星の尾という表現がA.B.C-Zの美しいパフォーマンスにピッタリだと思いました!
☆ 俺たちとみんなで、は私たちにとってとても大切な合言葉ですよね。流れゆく星の尾を追いかけて続けているのかもしれない。
☆ ライブの締めの言葉、ステキな言葉ですよね…掴んだ流星はどこへ導いてくれるんでしょう?ドキドキします
☆ 流星の尾が「俺たちとみんなで、の先」の光であるということは作者さんにとっての「A.B.C-Z」は星の光なのかなあ、とパズルのように考えさせられた短歌でした。
☆ はしちゃんが「俺たちとみんなで〜」って言ったあと、確かに目の前がパチパチ光った気がします。あれは流星だったのかも...
☆ きらきらしたパフォーマンスを魅せてくれるからこその、終わりの名残惜しさ。橋本くんの「俺たちとみんなでA.B.C-Z!」は、思い出をつつみこむ光のようであり、また次会うための約束の言葉なのだな、ということをこの歌を拝見して思いました。
☆  自分の作品です。この世のありとあらゆる風景の中で、私が一番綺麗だと思う風景は『コンサート中に銀テなどの落下物が舞ってそのキラキラの隙間からアイドルの汗ダラダラの笑顔が見えた瞬間』なのですが、その原風景は他でもなくA.B.C-Zだったので、そんな気持ちを込めて詠みました。

4.掌の夢のかけらを放つ時 星よ光れよ 紫の夜

☆ 夢のかけらが星になるのかなあ?絶対に光ってほしいね。
☆ 5人の短歌だと思って読み進めていて、最後の最後で河合くんのことだったのかと気付いて切なくなりました。
☆ 送り出すメンバーの気持ちかなと思いました。どちらも光ってほしいです。
☆ 見送る側とも旅立つ側ともとれる歌ですね。蛍をそっと川辺に放つようなひそやかさが好きです。どちらの側にとっても、5人のA.B.C-Zがよき想い出であればよいな、という祈りのようなものを感じました。
☆ 紫ということは河合くんのことでしょうか? 大きな夢をつかもうとする様子が目に浮かびます。
☆ 握り続けた夢のかけらが、いつか星となって強く光るように、去りゆく人の背中を押すような力があると思います。
☆ 手のひらの中の光を夜空に投げて星に還す、という光景が浮かびました。希望に満ち溢れているようで、少しの寂しさも感じました。
自分の歌です。それぞれの方がそれぞれに整理がつかない気持ちがあると思います。ただ一つだけ言えることは「あなたに幸あれ」です。その気持ちで作りました。

5.有明の月と類いしステージは ひと夜の夢の星の瞬き

☆ スターライト、ほんとによかったですねえ… あの輝きは星にも負けない美しさでした!
☆ 有明アリーナでのあの光景を詠んだ歌でしょうか。本当に、あれは夢で、光で、一夜だけの瞬きでしたね。
☆ 9/23のライブを有明の月と表現されているのがおしゃれやなと思いました。違ったらごめんなさい!
☆ あぁほんと、夢みたいに楽しい夜でした。
☆ 月、夜、夢、星、ロマンチックな言葉が散りばめられていながら、刹那的で甘ったるくないのが素敵です。その一方で、作者さんの中ではSLTの思い出が永遠に残り続けるのだろうな、と永い時間を感じるのも不思議。
☆ おそらくSLTをさしているであろう『有明の月』という表現に、Moonlight Walkerを思い出しました。月と星の競演、ベストマッチなのにはかなくて、ライブという一夜の輝きが閉じ込められているような歌だなと思いました。
☆ ひと夜の夢だったフェスのステージが、EP特典として形に残ったことが改めて嬉しくなりました!
☆ 自分の歌です。フェスのステージのことを詠みました。たった一晩のステージでしたが瞬く星のように輝いていたと思います。形にも残りません。まるで儚い夢のような一夜でした。

6.今日だけはサファイア(仮)として宝石箱で振るペンライト

☆ 本当にあの日は会場で一生懸命ペンラを振りました!そうか私、サファイア(仮)だったんだ。
☆ 本当に宝石箱でしたね。いろんな色(いろんなアーティストとそのファンの方々)が一つの箱の中で輝いていました。
☆ フェスの短歌かと思いますが、GwZ幕張であった五関様1人でのトークに会場が青のペンライトで染まったときの場面が思い浮かびました。
☆ 舞台から見えるペンライトの美しさってきっとサファイアと同じくらいにきれいなんでしょうね… 光るペンライトの表現に宝石を使うアイデアがいいと思いました!
☆ ステージから見たペンライトの光という発想にまず脱帽です。そして『サファイア(仮)』の表現に、ファンもステージ側との企みを共有している感じがあって、A.B.C-Zライブでおなじみの、掛け声でペンライトを灯すあのドキドキワクワクをこう表現するのか!と思いました。
☆ いつもよりおしゃれしてライブを楽しむファンの姿が浮かびました。「かっこかり」がちょっと照れてるみたいでかわいいなと思いました。
☆ (仮)ということは、本物じゃないということでしょうか。私たちが振るペンライトは本物の宝石の輝きには劣るけど、それにも勝る想いや熱量があの光には宿っているのかなと感じました。
☆ 自作です。 なんの取り柄もない、毎日をなんとなく生きているような私でも、「あなたのことを大事に思っている人間がここにいるよ」という思いでペンライトの色を変える時、ちょっとだけここにいることを許されたような気持ちになります。次にA.B.C-Zに会う時は、もう少しだけ胸を張れる自分になりたい。

7.ひまわりを 見るとあなたを 思い出す 太陽にも似た君の笑顔〈塚田僚一〉

☆ 同意しかない…塚ちゃんおかえりー!
☆ このあいだ塚ちゃんのニコッとした笑顔、そして金髪を見て思わず眩しい!!と思いました。ひまわりが咲かない夏は辛かったですね...
☆ この夏は特に彼のことを思い出す夏だったと思います。
☆ 塚ちゃん=ひまわり、塚ちゃん=太陽、はえび担の公式の数式ですね。パァと周りを明るく光らせるのは天性の才能だと思います。またたくさんの笑顔が見たいです。
☆ 塚ちゃんってほんとうにひまわりが似合いますよね……、今年の夏何度この短歌と同じことを思ったか。訥々とした言葉選びが塚ちゃんを表現するのにジャストフィットしていてそこも好きな歌です。
☆ 塚ちゃんの眩しさを思い出し、思わず目を細めました。
☆ 塚ちゃん復帰のお知らせを聞いたとき、生活に光が戻ってきた……と感じたことを思い出しました。あの時は比喩ではなく本当に、白黒だった世界に色がついていくような感覚がしました……
☆ 作者です。ひまわり=塚ちゃんだと思って作りました。塚ちゃんは太陽。

8. 永遠(とわ)より甘い色なんてない コーヒーのような夜空だ Farewell(フェアウェル)

☆ 夜空の色をコーヒーになぞらえているのがとてもおしゃれでいいです!
☆ 「永遠」に甘さを感じる作者さんの感性が素敵です。
☆ 永遠ではない、ということを「コーヒーのような夜空」と表現するセンスに脱帽しました……苦味と飲み干したあとの余韻、香り……詠まれた方の今の心情なのかな、と解釈しました。
☆ ずっと一緒だよ、なんてほんと、なんて甘い言葉だったんだろう!別れは苦い、痛感しました。
☆ なんてない、という言い切りの潔さ。夢から醒めたような、それでいてスッキリとした大人の短歌だと感じました。
☆ コーヒーの味や色から、別れのつらさを連想しました。抑えた表現が悲しみをより感じさせるなと思いました
☆ ほろ苦いコーヒーは甘くない。けれど味わいは深いのかもしれない。いつかそれがわかるのかも。フェアウェル。
☆ 自作です。9月末の自分の心境をかなりそのままぶつけて詠んでしまいました。FarewellはFワッペンからの連想だったりします。実はこの歌は字足らず(30文字)なのですが、欠落感を表現したくて敢えてそのままにしています。白状すると、最後ギリギリまで、『色』にするか、『恋』という文字に〈いろ〉とふりがなをつけるかで迷いました。

9.俺たちとみんなにそれぞれの人生 おかえりを言う さよならがある〈A.B.C-Z〉

☆ それぞれの人生を受け止めてくれる懐の深さが感じられました。でも湿度は低めなところが好きです
☆ 「おかえり」「さよなら」を言える環境があるってほんとにありがたいなあとしみじみ思わせてくれる素晴らしい短歌だと思いました!
☆ おかえりは「言う」、さよならは「ある」と表現するところに、まださよならを言いたくない、受け入れ難い葛藤を感じて切ないです。
☆ ラジオでファンの背景を想像しながらふつおたを読むA.B.C-Zを思い出しました。ファンに色々あるように、メンバーにもいろいろありますよね。それが人生。当たり前のことなんですけど、淡々と駅の待合室から眺めているような、そんな控えめさのある雰囲気があって好きな歌です。
☆ そうなんですよね。誰も縛ることはできないけれど、「さよなら」が言えるのは「おかえり」があるから、あったから。かもしれない。
☆ 俺たちとみんなは一つになれる魔法の言葉なんだけど、それでもお互い別の人間なんですよね...分かってたけどとてもさみしい。
☆ 読んだ瞬間涙が出ました。人って結局一人一人違う人生で、「さよなら」を言う権利が誰しもにあって、同じように「おかえり」を言う権利があるのかもしれない。誰かの「さよなら」に「おかえり」と返す誰かがいるかもしれない。すみません上手く言葉が出てきません。
☆ 自作です。塚ちゃんに「おかえり」を言えたときの嬉しさを短歌にしたい思いがあり、9/21を経てこのような形になりました。

10.5つ星 いつもあなたの 中にいて 胸に手を当て君思う 〈A.B.C-Z〉

☆ 奇しくも11月発売のEPを思わせる歌だなと思いました。5つ星、大好きな言葉です
☆ 私たちにとって星はやっぱり5つあって、たしかに行先は違っちゃったけど、でもその気持ちくらいは共有してたい...って願っちゃいますね。
☆ たとえ道は分かれても、5人でいたことをファンは一生忘れられないと思うんですけど、彼(彼ら)にも忘れてほしくないな、というささやかな願いが伝わってきました。
☆ 5人のA.B.C-Zではなくなっても、5つ星はいつも私たちの胸の中にいると信じたいです。
☆ いつもあなたの中に五つの星がありますように。そう思わずにはいられないなと思いました。
☆ 5つの星があったこと、ファンはきっともちろん忘れないでしょうけれど、同じ星座の記憶を持っていてほしいという祈りのようなものを感じました。ぼくたちとみんなで、ですものね。ちらりと箱の中身を確認するような、秘密の共有のような印象も受けました。
☆ 誰よりも5つの星はきっと消えないと思います。それぞれの星たちはそこから始まったから。
☆ 作者です。えび担の皆さんそれぞれの心の中にA.B.C-Zという宝物があって、日々の生活の中でふとしたときにその宝箱を開けてそっと眺めるときがあるのではないかと思い、この短歌を作りました。

11.スタートもゴールもどこか知らないが 走るこの手に襷はたしかに〈A.B.C-Z〉

☆ 「スタートもゴールもどこか知らないが」が胸に刺さりました。それでも10年走ってきた彼らはすごい!
☆ 先輩から受け継いでいくこと、後輩に伝えていくことについてよく言及しているA.B.C-Zらしい短歌だと感じました。字余りがあってもリズムが良くて好きです。
☆ 奇しくも新しくラジオのテーマ曲に選ばれた『頑張れ友よ』を連想するような歌!彼らが今居る、明確な起点終点のない世界の厳しさに気づかされるような歌でした。ファンとしては沿道の応援隊のように見守りたいと思います。
☆ Graceful Runnerの「夢を目指すこの瞬間こそあの日描いた夢そのものさ」が思い出されて、胸が熱くなりました。
☆ 襷とたしか、の重なりが気持ちよいです。リズムも良いですね。襷があるのは1人じゃない印。
☆ メンバーそれぞれがそれぞれのフィールドで奮闘している様子が目に浮かびます。
☆ そうなんですよね、始まりがどうだったかとか、ゴールがどこなのかとか、そんなこと何も分からないですけどあの日見たあなたたちは誰かから託された想いを手に必死に走っていた、その姿だけが確かなんですよね。大泣き。
☆ いつのまにかアイドルになって、デビューして、走りつづけて...彼らは何処へゆくのか。でもその手には、家族やファン、仕事仲間、そして途中で道を違えた仲間たちから託された襷が握られてて...ということを考えて詠みました。

12.パレードは進むよ君がこの星を発ったあとも賑やかに ハレルヤ!〈A.B.C-Z〉

☆ ハレルヤ!君に栄光あれ。そしてパレードはまだまだ華やかに続きます!
☆ 別れの歌なのにすごく明るくて鮮やかで、読んでるこちらも救われるような気持ちになりました。
☆ 河合くんへの素敵なはなむけだと感じます。いち河合担として切なくもあたたかい気持ちになりました。
☆ Show must go onをABC座第二幕バージョンにしたらこの歌になるんじゃないかと思いました。笑顔で手を振って見送る姿が目に浮かぶようです。それぞれの旅に出るけれど、どちらの旅路も幸あらんことを願いたいですね。
☆ 賑やかなパレードがこの先も続くように、星を発った彼が宇宙の暗闇の中でこの星を振り返った時に明るく輝く灯火であるように、この先も彼らのファンであり続けたいなと、そんなことを思いました。
☆ パレードの紙吹雪が舞うカラフルな情景が目に浮かびました。「ハレルヤ!」は晴れるや!と行く先を力強く祝福してるようでもあり心にしみました
☆ この短歌から、常に"show must go on"なA.B.C-Zのことが浮かんできます。 きっとなにがあってもA.B.C-Zは前に突き進んでいくのでしょうね…
☆ こうして見ると、今回は少しさみしい歌が多いですね。私もそうです。でも何があっても世界は回るしパレードは進む!すべてのみんなに幸福を!

参加者の皆さま、今回も素敵な歌とコメントをありがとうございました。編集作業をしながらグッとくる短歌ばかりでした。機会がありましたら次回またお会いしましょう~!