三浦ベイスターズは本当に若手を起用していないのか~先発編~

こんにちは。今回は若手起用シリーズ最終版として先発について考えていきたいと思います。

最初にいつも通り若手の基準を決めていきたいと思います。今回も年齢ではなく一軍実績で分けていきたいと思います。最初は規定イニングで分けていこうかとも思いましたが近年は先発の消化イニングは減少傾向ですし実際ここ3年間で初めて規定到達した先発は15人と球団差が分かりにくいので初めて先発で100イニング到達した選手をピックアップしていきたいと思います。
ちなみにベイスターズでここ3年間で規定到達した選手はもちろん0人です。

ではここ3年間で初めて先発100イニング達成した選手数を見ていきます。

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※2023年9月29日時点、助っ人選手は含めていません。

………まあ皆さん分かってたと思います。
12球団でベイスターズだけ0人という結果でした。他球団もそこまで多くないとはいえなかなか絶望感がありますね。

さすがにこれで終わりは寂しいので今度は先発10登板に基準を緩めて見ていたいと思います。

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※2023年9月29日時点、助っ人選手は含めていません。

より絶望感が増しましたね…
こちらでもベイスターズのみ0人という結果でした。他球団では年一人のペースで達成しているのでかなり少ない人数だと思われます。先発5登板まで条件を緩めると阪口選手と中川選手が出てきますね。ただ京山選手は2018年に学徒動員のような形で起用されて以来10登板を記録したことはなかったので実質2022年が初めてと考えてもいいかもしれません。

続いて球団内で比較していきます。

10登板    100IP

2020 坂本     大貫

2019 大貫     上茶谷

2018 京山 平良 東

2017          濱口

2016          今永 石田

2015 石田 砂田

2014          山口 井納

こうしてみると2020年までは毎年戦力が生まれてますね。ここ3年間の異常さが際立ちます。就任当初はどちらかと言えば現有戦力の整理が課題でそちらの方はある程度成果を出していると思いますがこの新戦力の少なさは無視できない問題だと思います。

主な原因は入江選手、徳山選手、吉野選手といった新戦力が先発として定着できなかったことでしょう。しかし阪口選手、京山選手はもっと先発起用しても良かったと思いますね。

結論
・ここ3年間は圧倒的に起用された若手先発は少ない。
・ある程度仕方ない部分もあるがさすがに無視できないレベルで若手先発は出てきていない。

これで若手起用シリーズは一通り終了です。ざっくりまとめると野手はまあまあ、投手は少ないって感じですね。

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