松井秀喜、5打席連続敬遠を振り返る!その意外な感想とは?

「上原浩治の雑談魂」では引退されたプロ野球選手との対談動画は度々話題になっています。2021年10月22日に公開された松井秀喜さんとの対談動画も注目を集めていて、急上昇ランク3位を獲得!(2021年10月23日時点)

この記事では、松井さんが怪物たる由縁がわかる対談の様子を紹介しています!

松井さんが学生時代に怪物と呼ばれた由縁とは?

上原さん自身も日本人では初となるメジャーリーグのリーグチャンピオンを経験している間違いなく偉人と言われる存在です。松井さんはアジア人で初となるワールドシリーズのMVPを受賞されたさらに上を行く人物。


その実績は学生時代からその片鱗が表れていたことがわかりました!中でも日本が沸いた30年前の1992年8月16日。甲子園で起きた5打席連続の敬遠。今回の対談では松井さん本人が当時の様子を振り返っています!

あまり語られない松井さんの高校時代とは?

対談内容には、動画のタイトルにもなっている5打席連続敬遠の当時の心境が語られているほか、松井さんが高校に上がり、環境も変化したことで起きた数々のエピソードは必見です。

松井さん本人が伝説の5打席連続敬遠を振り返る!

高校で頭角を現した松井さん。甲子園以外の試合でも敬遠されることは何度かあったといいます。ただし1試合全打席敬遠されたのは初めてだったそうです。高校3年で最後の年ということもあり、世間的には悲劇的に捉えられていました。

しかし本人にとっては「敬遠されること自体別になんとも思っていなかった」とのこと。2アウトでランナーなしでも敬遠され、その次の打席でも敬遠された松井さんは「今日は無いな」と諦めがついていたそうです。宿舎に戻ってからその日の試合を振り返った時に、悔しさよりも球を見送って幕を閉じた高校野球への思いが強かったそうです。

いま当時を振り返ると悲劇的なニュースとして全国的に注目してもらえたことへの感謝をしているとのこと。甲子園で5打席連続敬遠を経験したスラッガー、それを自己証明するためのエネルギーとなり、プラスになった出来事だと振り返りました。

松井さんにとっての甲子園はどんな舞台だったのか?


学生時代の松井さんにとって、小さい頃から甲子園で野球をするのが憧れだったそうです。そんな思いを秘めて1年生の夏に出場したものの試合内容は覚えていないんだとか。理由は緊張していたからだそうで、当時読んでいたドカベンのシーンがフラッシュバックして足が震えるほど緊張したといいます。

苦い思い出もあってか、甲子園で野球をすることはプロ野球選手と高校野球で全然違うものだそうです。

松井さんは元ピッチャー!?


松井さんは中学生の時に軟式野球で活動されていたといいます。さらに驚きなのがポジションがピッチャーだったということ。エース、4番、キャプテン。大役を背負って出場した中学生最後の試合、延長戦まで続き絶体絶命の守備の場面のこと。スクイズをされるもグラブトスを試みた松井さんでしたが、ボールを見事にスルーし悔しい結果となったそうです。

そういった経験もあってか星稜高校のブルペンで練習していると山下監督に「松井はピッチャー以外だったらどこやりたい?」ピッチャー失格となって以降は野手として活躍することとなります。

入学当初から片鱗を見せた怪物っぷりとは?


高校に上がる頃にはバッティングの方は輝くものがあったそうです。監督からは野手として期待されていたのか、バッティング練習ではフェンスを超えるほどの長打を出していたんだとか。

初めて硬式ボールを金属バットで打った時は「こんなに飛ぶのか」と驚いたといいます。手応えを感じていた松井さんですが、先輩たちは誰もフェンスを越えないから「先輩たちは真面目に打っていないのか?」と純粋に疑問に思ったそうです。

軟式から硬式の変化によってバッティングの才能を見抜いた監督だからこそピッチャー以外の選択肢を提示したといいます。当初からやりたいポジションはサードだったそうですが、3年生の先輩がいたため1年生の試合ではファーストを守っていたそうです。

視聴者の反応


動画のコメントでは「あの敬遠は自分にとってプラスだったとサラッと言ってしまうところめちゃくちゃスター感がある!」「何も縛られることなく当時を振り返ってもらえて15分があっという間だった」

5打席連続敬遠の心境を振り返る機会自体が珍しい上にさらに中学時代の野球生活まで聞ける貴重な対談になったのではないでしょうか?話のテンポもそうですが、エピソードの構成がしっかりしていて笑い話にもなっていて最後まで面白かったです。

松井さんの怪物たる由縁はポジティブさ


高校野球の最後が敬遠で終わる。輝かしい青春を優秀の美で飾ることができないのは、第三者からすると悲劇的に映ってしまいます。

そこを松井さんは「全国的に注目させてもらった」「その後のエネルギーになった」とポジティブさで乗り越えています。自分の想定とは違う結果になっても腐らずにむしろ原動力にして活動していきたい。そんな風に思わせてくれる素晴らしい対談動画だったと思います。

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