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ペーパークイズのデザインが変わります

日本最大級の競技クイズ大会「abc/EQIDEN」。
abcの1st Roundで行われるペーパークイズは、参加した全員が一斉に挑む合計40分間のクイズです。この長丁場の戦いへ、より多くの方に負担なく挑戦していただきたい……そんな思いから、次回大会のペーパークイズに使用するフォントを「ユニバーサルデザイン(UD)フォント」に変更し、レイアウトを大きくリニューアルします。

UDフォントとは?

UDフォントとは、「文字の横線を太くする」「濁点や半濁点の大きさ・位置を工夫する」などして、読みやすいようにデザインされたフォントのこと。
今回使用する「モリサワ」というメーカーのUDフォントは、以下のような思想のもとで開発されています。

モリサワUD書体は、「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトに開発されました。その過程では、“小サイズですべての文字が問題なく判別できること”をひとつの基準として、ベースとなる書体の各文字が見直され、繰り返しUD書体のコンセプトに適合しているかどうかを検証しました。

モリサワ 公式サイトより引用

abcのペーパークイズには長らく太めの明朝体を用いてきましたが、UDフォントの利点や必要性を考え、このたび伝統を大幅に変更する運びとなりました。

どう変わるの?

「フォント」に加えて「レイアウト」にも注目し、この2点でペーパークイズの刷新に取り組みます。

これまで太めの明朝体が使われてきた問題文には、新たにUDのゴシック体を採用します。一方で表題(タイトルや見出しなど)にはUDの明朝体を採用することで、読みやすさを第一にしつつ、従来の大会の雰囲気も損なわないようにします。
罫線や配置といったレイアウトも大きく変更。字体とともに紙面のあり方を全面的に見直します。

どう変わったの?

abcのペーパークイズは、「100問4択クイズ」と「100問筆記クイズ」のふたつです。それぞれの問題用紙がどう変わったかご紹介します。

「100問4択クイズ」は罫線を大幅に削除し、各問題を区切る線に絞ります。罫線の色や太さも調整し、問題文と選択肢へより集中いただけるデザインを目指します。

「100問筆記クイズ」は1ページに掲載される問題数を25問に統一し、すべての問題で幅を揃えることで、スムーズに解き進められる見た目を目指します。また、問題番号を少し大きくすることで「解答欄のズレ」を減らせるようにしています。

さらに、「新デザイン版」で再編集した前回大会のペーパークイズを別記事で公開中です。詳細はこちらをチェック!

より多くの方へクイズを届けるために設計された、新しいペーパークイズをぜひ確かめてください!

参考

  • UD書体 | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ

  • "より読みやすく、見分けやすい"「ユニバーサルデザイン」の導入をすすめています | NHK みなさまの声にお応えします


日本最大級の競技クイズ大会!
個人戦&団体戦…学生2大王者が決定する!
まいにちクイズボックス byGMO presents abc the22nd/EQIDEN 2024
2024年3月16日(土)
八千代市市民会館(千葉県)

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