JW信者、母との関係



よくお母さんとは友達のような関係、
といっているのを聞くことがある。


私と母の関係は違う。



正直に言うともう関わりたくない。
正直顔も見たくない。
会いたいとは思わない。

ひどいと思う人もいるかもしれないが、
母からの言動はなかなかなものだった。


子育ては大変なのはわかる。
大人になるまで育ててもらったのはもちろん感謝している。

でも…。。。

姉との扱い方の違い、
宗教による監禁に近い育て方


何から話して良いのかわからないくらい色々あった。
正直過去の嫌な思い出には蓋をしてしまい、最近まで忘れかけていた気がする。

でも生き辛さの原因となっているのが
幼い頃の育った環境だ、と辿り着き、
ここを整理しなくては前に進めないと思いゆっくりと蓋を開けて整理していこうと思ってここに記している。


元々母はヒステリックな性格だ。
外面は良いが、その分家に帰るとストレス発散のために家族に怒りをぶちまける、といった感じだ。

いったん母のスイッチが入ると、もう誰にも止められない。
とめようとするもんなら火に油を注ぐことになる。

悪いことをしたから怒ることのではなく、
自分の感情をコントロールできず、自分のイライラを、いわば八つ当たりだ。

テレビを観ているだけでキレたり
頭ごなしにただただ怒る。

今までずっと自分が悪いと思っていたが、
どうやら違っていたということに最近になって気づいた。


姉は唯一母に口答えをする。そしてなぜか母は姉には弱い。
なので姉は基本的に母には怒られない存在。
そのあてつけがまたこちらに回ってくる。。

ターゲットは父と私だった。

はじめ父はやめろと言ったり
私をかばってくれたが、そうするとより怒りが強くなり、父にもとばっちりがいく。 

父にとばっちりがいくと、

あんたがそんなんだから。
あんたに似て、こいつはこんなバカなんだ。
あんたたちはそっくりだ。

とかなんとか始まり怒鳴り散らす時間が長引く。
そして父も巻き添えをくらう。

自分が怒られるのは耐えられたが、
私のせいで父が怒られているのを聞くのはより辛かった…

父はだまっているしかすべがなかった。
それでもたまにかばってくれた父が私にとって唯一救いの存在であった。
父がいたから耐えられたのかもしれない。

姉はいつも私の告げ口をし、自分は良い子アピールをし罰を逃れていた。



そしてこのヒステリックな母にとって好都合だったのが鞭だ。

あるときから鞭をするようにとの変な教えがはやりだした。(いっときニュースにもなっていたが)

母にとって、きっとそれは合法麻薬みたいなものとなったのだろう笑


集会で寝たから
注解しなかったから
(業界用語)

これみよがしに非を見つけては鞭といって
わたしを叩いた。

そしてそれは私への愛であるため、
私は感謝しなくてはいけなかった。
ムチは母の私への愛の形であるということになっているのだ。


親たちは痛い武器を探し、
親同士これが効いたとか話していた。


次は何の武器で鞭をされるのかと恐ろしくなっていた子供時代であった。



ハンガー
竹、プラスチック定規
ふとんたたき
革ベルト
縄跳び
ガスホース

色々なもので叩かれた。

みみずばれになっている私の身体をみて母は笑っていた。





こんな母を、好きにはなれなかった。

ただ服従するしかなかった。



そしてわたしの言うことは全て否定されたので、わたしは自分の意見を言うことをいつしかやめた。
話すこともしなくなった。。

そして自分の感情に蓋をしすぎたせいか、
自分で自分の感情がわからないという大人になってしまった。。

そして宗教以外の人と基本的に関わってはいけないといわれていたので、社会のことがわからずに生きてきた。
職場でも人との関わり合いがとても難しい…
そんな自分に嫌気がさす…

いつかこんな自分を好きになれる日がくるのだろうか。




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