あらいのお便り相談その3
こんにちは。あらいです。
今回は3回目のお便り相談です(11月11日に来ていて、2日ほど前に気づきました。お返事、約3週間も遅れてすみません)。
※詳細は前回分参照
返答
こんにちは。あらいです。
こういうのは感覚勝負なのでパパッと行きます。
まずは出していただいた案を。
✏️✏️✏️
「ワイの筆下ろしの相手方が独立行政法人で事務職やってる平山あや似の人妻だった件。ついでにいうと中派だったから指が鍛えられた話。」
➡️あらい
「長い。『独立行政法人の事務職』だと引きが弱いのでカット。『ついでに〜』も長い割に引きが弱いのでカット。あと、『ワイ』にするならもっとキモオタが食いつきそうな設定にしなければならないし、「筆おろしの相手方」も読者を当時の作者と同い年の20〜30代と想定すると、やや古びた印象。
確かに前回言ったテンプレートには忠実に沿っているが、引きが弱ければ文の長さでピントがぼけ、パンチが弱くなるのも事実。矛盾しているようだがご容赦を」
✏️✏️✏️
「平山あや似の人妻だった件。」
➡️あらい
「引きがありそうなのはここぐらい。肝心な、女の『属性』に関する情報が欠けている。サッと調べたら、世間の平山あやに対するイメージはどちらかというとヒール寄りの模様。だったらそれと真逆のフレーズを入れてもいいかもしれない。『豆乳で5時間優しく煮込んだ平山あや』とか、「水にさらした平山あや」とかどうだろうか。
まあ私はその女の性格を知らないので、この少ない情報の中なら、平山あやは性格がキツそうなのでタイトルを受動態にして、『筆下ろしの相手方』を『俺の童貞が奪われた』というフレーズに替える」
✏️✏️✏️
「俺の童貞が、平山あや似の人妻に奪われた件。」
➡️あらい
「パンチが足りない。平山あやをもっと掘り下げるべき。平山あやの象徴的な作品やセリフ、キャリアを調べよう」
✏️✏️✏️
「俺の童貞が、平山あや似の人妻にウォーターボーイズされた件。」
➡️あらい
「ようやく良くなってきた。こんなもんかな。最後に一つだけおふざけ編を。」
✏️✏️✏️
もこみちになれなかった俺の話を聞いてくれ。
中身を知らない状態で「引き」だけ考えれば、こんなところです。
ただ、このタイトルと内容がマッチしていないと「サムネ(タイトル)釣り」とクレームが来るので、要注意。
結局は、タイトルと中身の両方が面白くなければ成立しません。
「タイトル50点、中身50点、計100点」
のようにタイトルと中身を分けた採点を、読者はしません。
タイトルが0点ならそもそも読まれないので中身も0点。中身が0点ならタイトルは小手先だけのズルなので不正で失格、0点。
読者なんて、そんなもんです。
結論
タイトルで遊ぶのは簡単です。
でも、中身にそれに見合うテイスト、質量、技量がなければ、0点です。
今回はこんなところで。なんだか雑ですみません。
それでは、また次回!
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