見出し画像

多くと出逢い、私のことなど忘れてしまえ

下記の文章はあくまで「遊びの上での」話なので、仕事の事は一旦忘れて欲しい。みんな仕事しすぎだから。

ジェットコースターのような人間なので、先の遊びの約束を守れる事が殆どと言っていいほど無かった。

これについてよく言われる、または共感を得る多くの例としては「ラーメンってその時の気分で行くよね」という事で、つまりラーメン自体は大好きだけど日程を決めてじゃあ僕は○日の○時に必ずラーメンを食べに行くぞという事はあまり無いのではないか。華金明けでゆっくり眠りたい朝に開店待ちのラーメン屋に並ぶのか、そんな体力はないだろう。朝からラーメン…いや、今はいいや、となる事の方が多いかと思う。ニンニク入れたいけどこの後デートだし、松屋の朝定にしよう、みたいな。

つまりその時の気分と体調と前後の予定次第で当初の予定は大幅に変更される可能性があるという事だ。

世の中の常人達からしたら約束を守るというのは当然の事なのかもしれないが、そんなマジョリティに向けた文章ではなく私という人間の個人の考えなので多めに見て欲しい。
もちろん約束を守る事によるメリットはある。
・人間的に信用が得られる
ぶっちゃけこれしか見当たらない。
どっちが先かはわからないが、何故かなんとなくの信用が勝ち取れてしまっているので私は平気で約束を破るのかもしれない。約束破るやつの事を信用する方が悪い。
約束を守る事によるメリットがあればデメリットもある。それは
・拘束されてしまう
という事である。
ここでいう拘束とは時間や行動における拘束ではなく、己の心の拘束である。

例に挙げた朝ラーメン、華金だと羽目を外して上司のスーツと帰りのタクシーにゲロを吐いて財布もスマホもどこかに落としてしまって頭は二日酔いでガンガンで鼻の奥がツンとする朝を迎えてしまった場合。
1人だったらとりあえず警察と、覚えている範囲で行った店に電話をかけて…いやスマホがないんだよな…連絡手段もないし…会社に行ってみるか…うわっ!タクシーの領収書もゲロまみれだ!どうしよう。ラーメン行きたかったけど夕方にしようっと。というふうなムーブが実現する。
仮に友人との約束の朝ラーメンだった場合、まず友人への連絡手段がなく現地に行くにも現金もパスモもない。だからといって何も言わずにばっくれるわけにはいかない…友人の家は知らないし、、遅れてしまうし連絡の取りようもない。どうしよう。
これを読んでいるあなたは、後者の凄まじいストレスを感じることが出来るだろうか(ストレスを感じなかったら人として終わっているので一生ゲロ吐いてていいんで臭いしこっちに来ないでください)。

つまり「心の拘束」とは「誰かとの約束を守らなければならないプレッシャー」の事である。互いが時間と心、不測の事態に備えられない自由を拘束し合い、「断る」という選択肢すら選べないほどの圧を背負う事になってしまうのである。それ程の圧力がミジンコ心に加わるとどうなるだろうか。
そう。爆散するのである。
約束してしまった以上相手を拘束し金(time is money)を奪い、更にそれを美味しいラーメンどころかマイナスの気持ちにさせてしまう事を想像して欲しい。ひとり私を待ち続ける友人。せっかく一緒にラーメン食べられると思ったのにと生唾を飲んで腕時計を見つめる友人。そんな人じゃないと思ってたのにな、でももう少し待ったら来るかもしれない、と友人。考えただけで自害モノである、とてもじゃないけど耐えられたものではない。動悸がしてきた。

なので私は上記のように予防線を張り、約束をつける人を選び、もっと酷いとせっかくのお誘いを全て断るなどをして切り抜けるのである。自分にある悪い芽は早めに摘んでおくに越した事はない。元気いっぱいおっぱいなときに調子に乗って予定をいれまくると、ひたすらの後悔と疲れと、断れないプレッシャーで1日につき2週間くらいの反動に心がやられてしまうのである。こうなるともう、本当に謝罪の嵐なのである。

この文章を読み返しながら書いているけれどただのめちゃめちゃ長い正当化する言い訳になっていたので最初の勢いはどこへやら、どんどん自分が嫌になって気分最悪だ。なんか眠いしちゃんと書けてない気がするけど汲み取りたかったら汲み取っていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?