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昼の片隅

昔のトラウマに掻き乱されて嘔吐しちゃう程には気持ちが弱いタイプの人間です。
5〜6年前としっかり昔の出来事なのに、あまりの嫌悪感は直ぐに蘇ります。人間の脳は都合良い時と悪い時が極端だから嫌いだ。神経過敏だの何だの言って、そうやって僕の事実を勝手に捻じ曲げて丸く収めようとしているだけの癖に。

話は戻るが件のトラウマとは昔の音楽仲間から受けたもので、ラインナップはというと暴力はもちろん性的なものを含めたさまざまなハラスメントで、それが3〜4年は続いただろうか。自己評価が測定不能なほど低かった当時の僕は受けて当たり前されて当たり前だと、起こる出来事をすべて真実と信じて疑わなかったのだった。自己中と掛け離れたトンデモ良い子じゃないか。

そんなこんなで新しい出会いとそれに伴い滲み出る心の湧水により、時代錯誤の彼と新時代を迎えた僕の最終決戦が幕を開けたのだ。
(中略)
言葉の代わりの拳に怯え、とにかく拒絶を示した僕はついに勝利を勝ち取った。僕の意見が気に食わないのであれば、拳より先に自分の納得する代替案を持ってきて欲しいものだ。今思うと彼は仕事が出来なかったのだろう。
(中略)
思い出してまた嘔吐である。

頭中の靄を取り除く作業をしてみたが、圧倒的に逆効果である。今を生き抜く力はないようだ。

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