見出し画像

優駿牝馬(オークス) 走法分析&平安S予想

どうも!あばたです。

先週はヴィクトリアマイル。走法分析からのイチオシ(走法一番星)評価のファインルージュはスムーズさを欠きながらも2着健闘してくれました!ただ、個人的な馬券は相手が来ず…

気を取り直して、優駿牝馬(オークス)の分析をやっていきます(´∀`)

過去の記事を読んで振り返っていきましたが、走法一番星評価はそこそこの精度で馬券内に来ております。その他、走法から距離適性を考えてみたり、未知の魅力を探ってみたりと試行錯誤しております。「迷ってる馬はどんな走法かなー?」的な形で参考にしていただけると幸いです。

※今回より、長ったらしい文面を数行でまとめた、"まとめ"欄を作ってみました。思考の整理にお使いください。

走法評価まとめ

A サークルオブライフ

B アートハウス スターズオンアース ベルクレスタ

C ウォーターナビレラ エリカヴィータ ナミュール パーソナルハイ プレサージュリフト ルージュエヴァイユ

D スタニングローズ ニシノラブウインク ピンハイ ライラック ラブパイロー

E サウンドビバーチェ シーグラス


個別の分析・見解

アートハウス

ストライドは伸びやかで前脚の上がり方はまさにスクリーンヒーローの走る産駒の特徴。クビの上げ下げは過度に大きく無く、連動して前脚が綺麗に高く上がり、力強く踏み込み・掻き込みへの流れまでほぼほぼ問題なし。後肢はタメが効いており、流れたりせずしっかりとした踏み込み。

母パールコードも特徴的な走法で、後肢の踏み込みが非常に深い。しかし前脚の上がり方が悪く、掻き込みが強すぎる節があった。これは後肢の強靭な動きに対して、クビの使い方がやや硬く、前脚の使い方との噛み合いにくさややや前傾気味で状態が起こしきれていない点が寄与していたと思われる。
父スクリーンヒーローは身体の使い方が大きく、前脚が綺麗に上がるストライド走法。

本馬の前脚の捌きは、この父の産駒(もっと言えばグラスワンダー→スクリーンヒーロー→モーリス)の特徴的な点を受け継いでおり、パワーのあるストライド走法の馬のもの。後肢の踏み込み方・動作の質をじっくり見てみるとこれは母に似ている部分が多く、非常に興味深い。
身体を大きく使える反面、ピッチを効かせるような器用さはやや劣り、持続力寄りの性質。
エリカ賞ではムキになって力み、フォーム自体を崩していたため度外視可能だが、裏を返せばこのような危うさは同居している。手の内に入れている川田騎手ならばうまくやれるだろうが。

まとめ
・ストライド大・身体の使い方良好
・ピッチ効かず急加速は不向き
・力まなければ距離は問題ない

評価 B


ここから先は

9,360字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?