アニメ『ウサビッチ』を見たので紹介
懐かしさを覚えた方へ。
2000年前後生まれ位の、この年代の一部の人は「昔流行った」という記憶を未だに持っている。私も2002年生まれ、その類だ。
脳裏の奥深くに食い込む一度見たら忘れない強烈なインパクト。当時の光景が蘇ったことと思う。
この記事では一週間前にハマっただけのNIWAKA知識と新鮮な愛で雑に紹介する。
ファンキーでロックで中毒性バリバリの下品さ暴力性上等の何よりシュールなこの作品を、今こそ『ウサビッチ(USAVICH)』を見よう。
そもそもどんな内容なんや?
・1961年、ソビエト連邦時代のロシアが舞台。
・ジャンルはギャグ、コメディ。
・一話90秒。
・キレネンコ(赤のウサギ 元マフィアのボスで現在死刑囚 キレると止まらない)&プーチン(緑のウサギ 仕事を一日サボり投獄 善良だが間抜け)が主人公。
・その他コマネチ(亀甲縛り等で喜ぶドMオカマひよこ)など個性豊かなキャラクターが登場。
・現在シーズン5。最新作は2015年のZERO。
・タイトルのビッチはロシア語で「男」の意味。
・日本製。
・セリフほぼ無し(稀に日本語交じりのロシア語)
・大人向け。
ざっくり言うとこんな具合である。
「子供向けの海外製アニメ」と思ってた方、実はこれは『大人が脳みそを委縮させて楽しむための日本製アニメ』なんですよ。
シーズン1~3公式動画
見ればわかるが、90秒の中で無駄なく始まりからオチの情報がセリフ以外の方法で詰め込まれており、BGMや動きまで全体のテンポが良い。キャッチーで不気味なデザインと、毒々しく殺伐とした世界観のハイレベルな独自のセンスを頭を空っぽにして、何も考えずに短時間で楽しみ笑うことができる。
「懐かしい~」「どこかで見たことある」で済ませておくにはもったいない作品だ。
主な登場キャラクター
キレネンコ 完全無敵の死刑囚
平常時は寡黙な靴オタ。
キレると並外れたパワーを発揮。↑はパトカーをぶんぶんしぶっ飛ばした回。↓はミサイルを蹴りとばし方向を変えた回。ほぼ全ての話でキレて、いろいろ壊したりボコボコにしまくっている。
たまに出る⦅スーパーキレネンコ⦆状態。こちらは自分に向けられた弾丸全てをつかみ取り無効化する回。
でもつなぎ目が外れるとすぐ昇天。毎度相方のプーチンに蘇生してもらっている。
元マフィアのボス。仲間の裏切りでバラバラになり繋ぎあわされて一人っ子になった…はずだった。
キルネンコ キレネンコの双子の兄
極まれに双子の兄が登場する。意外にもキレネンコは弟設定。
プーチン 常に陽気な楽天家
コサックダンスを踊るなどダンスや音楽も好き。
表情も声も作中でトップクラスに豊か。
酒には弱く、二日酔いのせいで仕事をサボり投獄された。
ただし発明やメカに関しての技術力がチートで天才。こちらは走行中にタイヤを交換した後一瞬で車を改造する回。
最後に
⦅こんな人におススメ⦆
・脳を委縮させたい人
・頭を空っぽにしたい人
・笑いたい人
・思考を放棄したい人
・キモカワ系でもイケる人
最強コンビのドタバタ劇、超面白いぞ。
こちらはほぼ全話見れるが無断転載なのでやめとくべき。
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