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PJS Season 3 最終日 MET Asia Series進出を賭けて争う5つのチームをどう追えばいいか。ざっくりレビュー

※取ったデータを公開するのが主だったはずが、レビューのボリュームが増えて軸がブレたため記事を分けました。

PJS Season 3 Day 6というクライマックスが迫っていますが、実現可能なラインでMASへの進出を争えるのは、『DGW』『CGX』『LAG』『RJ』『SSS』の5チームのみです。残酷な事実です。しかし、5つものチームが様々な要因により勝っても負けてもおかしくない精度で競っていて過去イチで面白い最終日になると感じたので、どこが見所になるのかをざっくりと紹介することにしました。観戦のお供になれば幸いです。

はじめに、結論としては『DGW』は圧倒的な実力を兼ね備えていてほぼ確です。対して、追随するチームにはそれぞれ明確な課題や強みがあり、Day 6が始まるまでどこが勝つかが全くわからない感じです。【データと私の主観】を交えつつ、以下に詳しく挙げていきます。

用いたデータなどに関してはこのnoteにまとめてあります。 

視聴はここ

[総合192pt] [平均9.6pt] Detonation Gaming White

Phase 1では圧倒的な実力を見せつけながら、Phase 2での平均獲得ポイントはPhase 1比で-3.77.4ptと落ち込んでいます。少なからず苦しんでいるはずですが、それでも高水準を維持しているので現状「真の日本一」です。死神のペンでは『W』を上手く書くことができないので、彼らの名前がデスノートに乗ることはありません。

Phase1を終えた時点で圧倒的な貯金があり、獲得ポイントの期待値からみても、MASへの進出に関しては最も早い段階で確定できるでしょう。1ラウンド目で10pt以上取れば、その時点でMAS進出濃厚です。

下位のチームのポイントが並んでいるため、特定の1チームを潰す動きをしても自分たちのプラスになり得ないので戦略の幅がむしろ無いというのが面白いところです。今まで通りの動きで獲得ポイントを伸ばしたい感じです。
もちろん、大ゴケすることなく安定した動きができるチームなので水戸黄門のような安心感があります。

最終日のDGWにプラスアルファで個人的に期待しているのは、圧倒的な記録の樹立ですね。現時点で、Season 2の最高総合である190pt5ptも上回っています。ここから記録をどこまで伸ばしてMASに進むのか、逆に大波乱に巻き込まれてしまうのか、一挙手一投足から目が離せないチームと言えるでしょう。

[総合161pt] [平均8pt] LAG Gaming 

Phase 2の平均獲得ポイントが10.1ptと現時点ではダントツです。Phase 1比で平均が3.5pt上昇と、上がり幅も最大です。今までのところ最もノっているチームです。

逆に、ムラの指標である平均偏差もPhase 2で2.4上昇しているので、良い意味でも悪い意味でも「不安定」です。

撃ち合いでも他のチームにひけを取りませんが、とにかく動き出しが速く、ムーブの速度重視という印象があります。速度重視には、良いポジションを抑えられるという利点がある反面、Phase2以降で安地に嫌われたときのリカバリーが物資不足で難しくなる傾向にあります。この動きが「ドン勝か死か」という不安定さに繋がっているのかもしれません。

マップの苦手・得意はないように見えます。
Day 6では、ムーブの最適化で落ち込むラウンドを減らすこと、MiramarでのスタートダッシュでCGX引き離すこと、がカギとなるでしょう。
現状最もMET出場へのボーダーを引き上げて逃げ切る可能性が高いチームです。他のチームにムーブを阻害されたときに最も大きなダメージを被る可能性があり、警戒が必要です。

[総合161pt] [平均8pt] Crest Gaming Xanadu

全体通しての平均獲得ポイントはLAGと同じ8ptで総合ポイントも同じ、という珍しい状況で2位争いをしています。しかし、Phase 2の獲得平均は6.6ptと、MET進出を争う5チームの中では最低水準です。
標準偏差的にこちらのほうがムラっけがありませんが、悪く言うと「小さくまとまってしまっている」のが現状です。

不都合な事実として、METを争っている中では、SSSと並んで1回しかドン勝を取れていません。しかし、近距離の戦闘に関しては並ぶチームはありません。キルを取れていること、個々のの生存能力が高いこと、これらは大きく獲得ポイントに寄与しています。

ムーブ面での課題の克服、あるいは安地の引きの如何によっては大爆発する可能性を常に秘めています。Day 5まではLAGの方が調子が良く、CGXの調子が悪かっただけかもしれないので、蓋を開けてみるまで実際の所はわかりません。

何より最終日・最終ラウンドに強いというイメージは鮮烈です。MiramarよりもErangelが圧倒的に得意なチームでもあるため、序盤が不調でもメイクドラマの可能性を匂わせ続けるでしょう。Miramarでの大量得点やドン勝があれば、ファンはいち早く安心できそうです。

総合[157pt][平均7.8pt]Rascal Jester

LAG・CGXから若干引き離されていますが僅差でしかなく、MET進出に向けて濃厚な可能性を残しているのが、古豪Rascal Jesterです。5.74という標準偏差に関して言えば、上位5チームの中ではダントツで、最もムラなくポイントを獲得できるチームだと言えます。
ムーブで良いポジションを抑えるというよりも、中盤以降に戦闘でポジションをこじ開ける動きが多いという印象があります。

キル数だけで観れば、DGWに次ぐ103killを誇ります。チームとしてのキルポテンシャルは最高です。DGWは110killを獲得していますが、さらにRJよりも28ptも多い順位ポイントを獲得していることから、ポジション有利の副産物としてのキルも多いと考えるのが自然だからです。

悪く言ってしまうと、大きくハネることも少ないチームでもあります。ポジション有利な状況にあることが少ないため、大量キルの絡むドン勝が取れていないことがポイントの伸び悩みに繋がっていると言えます。

生存時間にはムラがあり、中盤の戦闘で消えていることも少なくありません。しかし、終盤に3人以上生存しているなら多少のポジション不利は覆してでもドン勝を取れるパワータイプのチームと見ていいでしょう。

事実、Phase 1よりも平均pt・標準偏差の双方が向上している唯一のチームです。ポイントの統計だけ見れば少々厳しいラインですが、垣間見える底力から考えればMASに進出してもなんら不思議ではありません。

[総合155] [平均7.7pt] SunSister Suicider's

微妙な差ではありますが、統計的には最も苦しい位置にいるのがSunSister Sucider'sです。そして、平均ptからは推し量れない部分で最も苦しめられているのも彼らです。

単刀直入に言って、Miramarでの芳しくない戦績が彼らを致命的なまでに追い込んでいます。SSSのErangelでの戦績は神がかり的でした。獲得115ptはダントツ。偏差値にすると69(DGWでさえ99ptの偏差値63、CGXが90ptで偏差値60)もあり、他の追随を許しません。大学受験にたとえるなら、すごい大学に進学できます。

が、ことMiramarに至ると獲得はたったの40pt。偏差値は35しかありません。
上位5チームの中でもMiramarを得意としていないCGXでさえ、71pt獲得できており、その差は31pt……SSSの4試合の平均分がなんとMiramarだけで失われている勘定です。

あくまで仮定の話ですが、MiramarでSSSがErangelと同じだけポイントを稼いでいた場合、Day 6を待たずしてMETに進出できるチームはDGWとSSSでほぼ決まっていたでしょう。

厳しいことに、SSSはDay 5に至るまでMiramarにおいて特にムーブ面で抱えた課題を解決することができていません。これは、結果にも目に見える形で現れています。逆に、克服するべき課題は今の今まで定まっていると言えます。

現状の平均を維持するだけなら、Miramarでの平均ptは1チームを壊滅させるだけでまかなえます。割り切って他のチームを潰しに行く動きを選択する可能性が一番高いのはSSSかもしれません。

Erangelにおいては他の追随を許さない最強のチームですが、初戦が最大の山場となります。しかし、CGX以上のメイクドラマをやってのける可能性も秘めており、その動向には注目です。

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