YouTubeチャンネル登録者数2万5千人までの道のり

こんにちは、スマブラプレイヤーのあばだんごです。
今回noteで書こうと思ったのは、僕のYouTubeのチャンネル登録者数が2万5千人を超えて、どんな感じでチャンネル登録者数が推移していったのかがまとめてみたくなったからです。YouTubeのアナリティクスを公開している有名ゲーマーってまだいませんよね??

僕の感想とか持論とかはできるだけ排除して、事実を中心に書き進めていくので、今後始める人や今伸び悩んでる人の参考になればと思います。

YouTubeに動画を上げはじめたころ (2014年9月~2015年5月: 300人)

スマブラ for 3DSが発売されたのが2014年の9月です。俺の上手いプレイを見てくれ!と言わんばかりに、自分の試合や見つけたテクニックなどを直撮りで上げていました。

当時上げてた動画はこちら。サムネはないし、ただ3DSに保存したリプレイをスマホで直撮りしているだけです。

もちろん収益化なんて通ってすらないので収益0です。

Twitch配信を開始 (2015年6月 ~ 2016年5月: 1400人)

知っている人もいるかもしれませんが、僕はEVO2015に行くためのドネーションをTwitchの配信で募りました。詳細はこのブログエントリに。EVO2015で結果を出せたことで、その後何度も海外大会へ招待してもらうことができました。2016年4月のPound 2016では500人超え規模の大会で初めて優勝できました。

この頃動画投稿自体はまったくしておらず、たまに配信のアーカイブをYouTubeにエクスポートするだけでした。それでもTwitchで配信しつつ、YouTubeチャンネルへのリンクを踏んでくれる人 (主に海外ファン) がいたので、1400人まで勝手に伸びてくれました。

収益の方は、Youtubeがこの1年近くで約1000円、TwitchがPaypal等のドネーションを除いたサブスクライブのみで月4000~9000円でした。ちなみにTwitchの収益はTwitch Primeが登場した後押しもあり、2016年10月から月1万~2万円でした。

海外大会現地の動画投稿 (2016年6月 ~ 2016年9月: 2700人)

海外大会も優勝し、本格的に何かの活動をしないとまずい、ファンがつかないことにはプロになれない、と思って始めたのが海外大会現地の動画や振り返り、告知などです。今見返すととても見れたものじゃないですね…

チャンネル登録者数も増えていますが、1300人増えたうちの1000人近くは外部からの登録者なので、ほとんどTwitch配信からの流入だと思われます。

何かしないとという漠然とした目的でしか動画を上げておらず、当然見てもらう努力もしてこなかったので、収益はこの期間で2000円でした。ただこの動画から知りましたっていう人を今でも見かけるのでやっててよかったとは思います。

配信以外ほとんどしていない時期 (2016年10月 ~ 2018年1月: 6200人)

海外のプロゲーミングチームのLuminosity Gamingに所属することが決まりました。2017年12月の契約満了まで、今まで以上に結果が求められる、海外大会にばんばん行って結果を出さなきゃいけないということもあり、動画投稿活動はほとんどやらなくなっていました。(大学院の修論締切も迫っていたのもあります。)

チャンネル登録者数は、1年近くほとんどTwitch以外での活動もせずに3500人増えました。YouTube外からの流入・登録が2300人だったので、おそらくTwitchから登録してくれる人が多かったんでしょう。

収益はこの期間で2万円ほどでした。アーカイブを上げるだけで再生数が万を超えることがあったり、他の配信者が僕の数倍視聴者をYouTubeで集めてたりして、YouTubeすげえなと思ってました。

配信先をYouTubeに移行、動画投稿を開始 (2018年2月 ~ 2018年9月: 20000人)

修論を書き終え、さあゲームで生きようと思っても、明らかにTwitchの収入だけでは生きていけなさそうでした。海外向けに時差や英語などを考慮して配信をしてもアプローチできる海外ファンの人数は限られています。サポートしてくれる人はいるものの、絶対数としては少なかったわけです。

そこでTwitchで支えてくれた海外や日本のファンに相談しました。反対する人もいたものの、やはり日本で暮らすのであれば日本のファンベースを作れる場所に行くべきだと思い、僕もYouTubeで配信することにしました。

僕がYouTubeで配信を始めると、Twitch時の数倍人が来てくれました。配信をすればするほど、僕のことは知っていたけどチャンネルがあることは知らない人が登録してくれました。
日本人は投げ銭文化が全然浸透していないと思っていたのですが、実際に配信をしてみるとそんなことはありませんでした。(ここ2~3年でだいぶ投げ銭への印象が変わった感じあります。)

動画は他のYouTuberのサムネや設定を見て勉強もして、どんなタイトルやサムネが伸びるのかなーなんて考えたりしながら投稿していきました。
再生数ごとに大体の収益がわかるので、どれぐらい動画を上げて再生数いけば生活できるのかというラインも考えられるようになりました。

チャンネル登録者の増加数の推移はこちら。Twitch配信のときと違い、ほとんどが動画再生ページやチャンネルトップから登録してくれています。

全期間のチャンネル登録者数の推移も貼っておきます。3年より前には振り返れず…

収益の推移はこちら。チャンネル登録者数が右肩上がりで増加してくれているので、収益も若干右肩上がりになっています。9月時点ではチャンネル登録者数2万人で動画投稿は12回、それで12万円近くの収益です。ようやくゲームで生きれるラインが見えてきました。みなさん本当にありがとうございます。(投げ銭による収益はまた別です。)

YouTubeの急上昇に登場、実況者とコラボで加速(2018年10月末現在 26000人)

10月に入るとたまにYouTubeの急上昇ランキングに乗りやすくなりました。このおかげでスマブラを軽く知っている人の流入が結構増えました。急上昇に乗りやすくなるにはYouTubeに気に入られるしかなさそうなので、根気強くYouTubeで活動するしかなさそうですね。

また僕より有名なゲーム実況YouTuberのまいぜんシスターズさんとコラボして、ミリオン再生いったので僕のチャンネルにもかなり流入しています。

この2つの大きな流れもあり、10月は5000人超チャンネル登録者数が増えました。ありがとうございます。

おわりに

このnoteは僕がどういうことをして、どれだけチャンネル登録者数が増えたかという事実を中心に書きました。相関とか詳しいことはわからないので専門家に任せます。

こういう生のデータってそうそう見れるもんじゃないのでいつか誰かの約には立つと思います。僕の希望ですが、他のゲーム実況者・プロゲーマーがどんな感じでチャンネル登録者数増えたか、収益を得ていったかというのも見てみたいです。有名ゲーマーのみんなアナリティクス公開してくれ!!

読んでくれてありがとうございました。有用な質問があれば追記したいと思いますので、Twitterのリプライででも聞いてください。

おまけ: チャンネル登録者数が増えた理由は?

1つ目は、僕がスマブラ4発売当初から終期に渡ってトッププレイヤーでいれたことです。とりあえずこの人が言っていることは為になる、スマブラうまくなるなら登録しておく、みたいな感じでチャンネル登録者をゲットできるのは他のスマブラーにはない強みだと思います。

2つ目は、僕の活躍した海外の大会動画をYouTubeに転載している人がいたからです。(知っている人は知っているこらったです。)
転載の是非はともかくとして、僕がYouTubeで活動していない間にスマブラの強い人と言えばこの人!という土壌を作ってくれたのはこの転載者だと思います。おかげでYouTube上で僕のチャンネルがあることは知らないけど僕のことを知ってくれている潜在的な人数はかなり多いと感じます。
これとか150万再生超えてますしね…

おまけ: スマブラはどこのプラットフォームがいいの?

日本にいる限りはYouTubeが最強です。コアなプレイヤーはTwitchだろうがOpenrecだろうが構わずついてきてくれますが、大多数の中高生以下のプレイヤーはYouTubeしか見ません。YouTubeに動画を上げてTwitchでこれから配信するよ!と告知しても人はまったく増えなくて折れました。
配信中に関連動画でおすすめされたりすることも考えると、動画投稿だけでなく配信もYouTubeでやったほうがいいです。


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